ダイハツ 福祉車両「アトレー リヤシートリフト」を新発売

ダイハツ アトレー リヤシートリフト

後席にシートリフト機構を備えた軽ワゴン

 ダイハツ工業は、フレンドシップシリーズとして、後席にシートリフト機構を備えた「アトレー リヤシートリフト」を8月29日から全国一斉に発売を開始した。

 福祉車両は、高齢化や障害者の方々の社会進出などが進み需要が拡大、毎年10%以上の伸び率を示している。その中でダイハツの「フレンドシップシリーズ」は、コンパクトなボディサイズや経済性・利便性などが高く評価され、2004年度のダイハツ軽自動車福祉車両の販売台数は4,217台、全軽福祉車両の44.4%のシェアを獲得している。

 「アトレー リヤシートリフト」は、軽自動車「アトレーワゴン」をベースに、後席にシートリフト機構を搭載。後席(助手席側)が電動で回転、車外にスライドすることで、より容易な乗降を実現した。

 具体的には、スイッチ操作で後席(助手席側)が回転し、車外へスライドしながら降下することにより着座位置が低くなるため、一段とスムーズな乗降が実現される。また、後席の回転・昇降操作が手元で可能な「ワイヤレスリモコン」、車いすの収納を容易にする「車いす収納装置(電動)」がメーカーオプションとして設定されている。

 価格は、2WDが149万円、4WDは161万円。

代表グレード
アトレー リヤシートリフト(2WD)
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
3,395mm×1,475mm×1,875mm
車両重量[kg]
1,020kg
総排気量[cc]
659cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
53ps(39kw)/7,000rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
6,4kg-m(63N・m)/4,000rpm
ミッション
3AT
10・15モード燃焼[km/l]
定員[人]
4人
税込価格[万円]
149万円
発売日
05/08/29
レポート
221616.com編集部
写真
ダイハツ工業