アトレー ワゴン
アトレー ワゴン

小さいボディながら、大きく押し出しの強いマッシブなフォルムを持つ。

アトレー ワゴン

カスタムターボRSには大型のリヤウイングを装備。ボリューム感のあるリヤビューを演出。

アトレー ワゴン

良いか悪いかは別として、大型のメッキグリルを採用。インパクトは強いが、デザインとしては・・・。

アトレー ワゴン

フロントフェイスのデザインが強烈なだけに、リヤにもアクセントが欲しい。

アトレー ワゴン

カスタムターボRSには、13インチのアルミホイールが標準装備。タイヤサイズは、165/65となる。

アトレー ワゴン

軽自動車でも両側スライドドアが装備されている。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

男性をターゲットとした分かりやすいアプローチ

 ダイハツは先に軽自動車の枠内で大きな居住空間を持つタントをデビューさせ、予想される以上に好調な売れ行きを示してきた。タントがあれば、アトレーワゴンはいらないのではないかと思えるくらいだが、ダイハツではアトレーワゴンはタントとは別のクルマとして改めてフルモデルチェンジした。

 居住空間を優先し、ヤングミセス層を中心ターゲットとするタントに対し、居住空間もラゲッジスペースも十分に確保して男性ユーザーを意識したクルマとしてアトレーワゴンが作られている。さらなるパッケージング技術の進歩によって、軽自動車では最大の室内長とするとともに、使い勝手に優れた大きなラゲッジスペースを確保した。

 タントが存在することもあって、アトレーワゴンのバリエーションは絞られている。搭載エンジンはターボ仕様のみの設定で、グレードもカスタムターボRとカスタムターボRSの2グレードだけの設定。スポーティな外観のカスタムだけを設定したのは、男性ユーザーを強く意識してターゲットを絞り込んだ結果である。

代表グレード
カスタムターボRS 2WD
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
3,395×1,475×1,875
車両重量[kg]
970
総排気量[cc]
659
最高出力[ps(kw)/rpm]
64(47)/5,900
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
10.5(103)/4,000
ミッション
4AT
10・15モード燃焼[km/l]
14.6
定員[人]
税込価格[万円]
142.8
発売日
2005年5月9日
レポート
松下 宏
写真
佐藤靖彦
スタイル インテリア 走り&メカニズム