カスタムカーの夏の祭典が今年も始まった!

 2005年8月5日より7日まで東京有明にある東京ビッグサイトで『オートギャラリー東京2005』が開催されました。初回より数えて5回目の今回、"見て、買えて、楽しめる!"というコンセプトはきっちりと根付いたようで、平日にもかかわらず会場は多くの人々でにぎわいました。

超目玉はランサーエボリューションワゴン

 さてさて、カスタムカーの祭典といっておきながらも、今回のオートギャラリーにはサプライズカーが用意されていたのですね。この会場でのお披露目が本邦初公開となったのが、ランサーエボリューションワゴン。通称ランエボワゴンです。
 三菱がWRC(世界ラリー選手権)で勝つために開発し、永遠のライバルであるインプレッサWRXに負けないようにと改良が続けられている、あのクルマのワゴンです。
 当然のように、中身は一緒。心臓は2.0リッターターボで280馬力(本当はもっとでているらしい)をひねり出す4G63MIVECターボを搭載。ごついエアロも、厳つい顔もセダンと同じ。ただし、ワゴンボディ。だって、ランエボワゴンなんだもの。ちなみに当然のように、ベースとなっているのはエボIXです。
 ワゴンといえばレガシィツーリングワゴンの一人勝ちとなっている市場。一体、史上最強最速のワゴンはこの牙城を崩せるのかどうか、楽しみです。

すでに登場していたレクサスのカスタムカー!

 さてさて。自動車業界で今年最大の話題といえば、日本初のプレミアムブランド"レクサス"がオープンすることです。おもてなしの精神で始まる日本の高級車。ラグジュアリーやらVIPやらなんて単語が似つかわしくないような感じですが、そうでもないのです。
 だって、オートギャラリーの会場にはレクサスGSのカスタムカーがあったのだもの。
 発売前なのに。
 なんでなんでしょう。なんでなんでしょう。その答えは北米仕様のレクサスGSだったから! ちゃんと左側にハンドルがついていましたしね。当然のように、レクサスの前には人だかりが・・・とはいかず、気がついたヒトだけが「おぉぉ!」と驚いている状態でした。やはりレクサスのカスタムカーというのはなじみがないモノなのでしょうね。きっと、レクサスがスタートしてから数ヶ月後であれば状況が違ったのでしょう。そして、会場には数多くのレクサスベースのカスタムカーが溢れるようになるのでしょうね。

今回のビックリドッキリメカ!

 で、速報第1弾の最後に今回のビックリドッキリメカを。その名はCodassay。別にスペルミスではありませんよ。日本語で発音するとコデッセィ。小さな小さなオデッセィが展示されていたのです。
 カスタムカーのブースに。
 ホンダがエアウェイブやフィットをベースに仕立てたワケではなく、こつこつとカスタムされて仕上げられてしまったワケなのですよ。
 凄いです。この完成度。パッと見はオデッセィにしか見えません。近くで見たら、それこそ間違っちゃう。とくにフロントからだと、あの悪そうなヘッドライトがきちんとあるのだし。
 
 と、そんなオートギャラリーの特集を組む予定なので楽しみに待っててね。

ランサーエボリューションワゴン
ランサーエボリューションワゴン
レクサスGS
6輪マーチ
コデッセイ