死角が少なく想像以上に開放感があるインパネ回り。

シートの大きさは、5ナンバーサイズということもあり標準的。明るめの内装色の方が、開放感があってミニバンらしい。

フロントシートより柔らかめの素材を使ったセカンドシート。ちょっとハードに走られると、やはり体のサポート性はあまりよくない。

3列目シートへは、ワンタッチでセカンドシートが跳ね上がるのでとても簡単。乗り心地もまずます。

大きな開放感を演出してくれるトップライトルーフ。長さ1680ミリ×j幅500ミリとかなり大きい。

3列目シートを両側に跳ね上げれば荷室空間が広がる。セレナほど簡単ではないが、それほど苦になるほどのものではない。

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低床フロアで乗降性の良さはクラストップレベル。

 ステップワゴンのインテリアは明るく開放的でリラックスできる快適空間を目指して作られた。まず低床プラットホームを採用したことで乗降性の良さはクラスでも随一。運転席はもちろんのこと、後席へも軽く足を上げるだけで乗り込むことができるから、老人や子どもなどにもやさしいパッケージングといえる。

 運転席に乗り込むと、大きく左右に広がったメーターパネルが斬新なイメージを演出している。ホンダは昔のプレリュードでも左右に大きく広がるメーターパネルを作ったことがあるが、ほかのクルマにはない特徴的なデザインである。インスト中央にはインターナビプレミアムクラブ用のカーナビのスペースが設けられ、コントローラーによって操作する仕組み。このあたりのリーチもまずまずの印象だ。

 室内では床と頭上にも特徴がある。まず床面は木目調に印刷されたパネルを貼ったフローリングフロアがオプションで用意される。これは今までの市販車にはない画期的な仕様といえる。さらに頭上はトップライトルーフと呼ぶ擦りガラス風のルーフがオプション設定されている。シェードを開くことによって明るい室内が作れる。

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代表グレード
G Lパッケージ
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4.630×1.695×1.770
車両重量[kg]
1,510
総排気量[cc]
1,998
最高出力[ps(kw)/rpm]
155(114)/6,000
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
19.2(188)/4,500
ミッション
4AT
10・15モード燃焼[km/l]
13.2
定員[人]
8
税込価格[万円]
217.35
発売日
2005年5月26日
レポート
松下宏/オートアクセル
写真
オートアクセル
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