メルセデス・カーグループ、クライスラーグループ共に好調

 ダイムラー・クライスラー日本は7月6日、各ブランド別の2005年上半期の販売実績を発表した。

 メルセデス・カーグループの販売状況として、メルセデス・ベンツは、販売台数23,203台(前年比+1.4%)。6月度の販売台数は5,550台で、6月単月としてダイムラー・クライスラー日本社史上2番目となる記録を達したとのこと。昨年秋に発売した新型SLKクラスおよび今年2月に導入した新型モデルCLSクラスや新型Aクラスもユーザーから高い評価を獲得、好調に販売をのばしているとのこと。Cクラス、Eクラス、Sクラスは特別仕様車が販売に寄与、SLクラス、CLクラス、ビアノ、バネオにおいても、ファイナンスなどの販売施策が好評を得たという。下半期も新型車の製品攻勢を継続し、前年を大幅に上回る販売を目指すとしている。
 「スマート」は、競合が熾烈なコンパクトカー市場で、着実にスマート全体の顧客層を広げ、販売台数1,444台(前年比+7.3%)。今後も引き続きブランドおよび商品認知度の一層の向上を図り、前年を上回る販売を目指すとのこと。

 一方、クライスラーグループの販売状況も好調。クライスラーは、販売台数2,143台。アメリカの自動車史上、新車として最多の賞を獲得した300Cは本年1月より日本で発売開始。競合市場が低迷する中、ユーザーからの高い評価で非常に好調な滑り出しを見せているとのこと。PTクルーザーは独特な個性を強調した特別仕様車の投入で販売は安定的に推移しているとのこと。
 ジープは、販売台数1,134台となった。ジープ・ラングラーは強い人気を維持し、常時安定した販売を続け、今月9日にはフルモデルチェンジされた新型モデルが発売されるジープ・グランドチェロキーは、前年販売実績を上回り好調に推移。ジープは通年で前年を上回る販売が期待されるとのこと。また、クライスラーグループとして本年合計3,277台は、前年比+5.3とのこと。(221616.com編集部)