フレンチフレンチイースト

都内スーパー屋上に400台のフランス車が大集結した!!

フレンチフレンチイースト

プジョー206SW軍団も大集結!しかも左のクルマはなんと『ガルウィング付き』だ!

フレンチフレンチイースト

会場で目立ったのが最新の小型シトロエン「C2」「C3」の増殖ぶりだった。デビューし立ての「C3プルリエル」も3台ほど来場していた。

フレンチフレンチイースト

関東では珍しい、フランス車の祭典「フレンチフレンチイースト」。会場が東名道インター近くだったせいか、関東以外にも中部・東海地区などから参加する人も目立った。

フレンチフレンチイースト

シトロエン2CV(左)のような古いフランス車の参加も目立った。ちなみに右の車は2CVのコンポーネントを用いて造られた上級モデル「アミ6」だ。

フレンチフレンチイースト

なんと、ミッドシップのグループBマシン「プジョー205ターボ16」も参加!80年代のWRC好きにはたまらないクルマだろう。

圧巻!カルフールの屋上を埋め尽くすフランス車

この週末7月2日(土)に、東京・南町田で『第1回 フレンチフレンチイースト』というクルマイベントが開催された。
 この『フレンチフレンチイースト』とは、フランスのスーパーマーケットチェーン「カルフール」の屋上駐車場にフランス車を一同に集め、オーナー間の親睦を深める…というイベントだ。もちろん、プジョー、ルノー、シトロエンといった各メーカーの分け隔てもなく集まるのである。これが例えば日本車やドイツ車というくくりでは、同様のイベントが開催されることはまずあり得ないだろう。そんなところがいかにも「自由・平等・友愛」のフランスらしくて楽しいところだ。

 さて、このイベントの主催はあくまで一般のフランス車オーナー。もともと、兵庫・尼崎のカルフール店で同様の主旨で開催された「フレンチフレンチ」から端を発し、フランス車オーナー同士の横のつながりから関東でも開催されるに至ったのだ。もちろん、会場のスーパーとの交渉や集客、会場設営に至るまで全て有志の手により行なわれた。
しかし、「フランス車でフランスのスーパーへ!」という分かりやすさ(?)もあり、これが実にハマッた模様で、当初100台も集まれば大成功としていた参加見込み台数を多く上回り、会場のキャパシティを超える、実に400台ものフランス車が集結したのだ。

家族が喜ぶクルマイベント

 普通、週末に行なわれるクルマのイベントといえば、クルマ好きの旦那さんが家族を置きひとりで参加したりすることも多いもの。中には、週末の貴重な時間に趣味の集まりへ割くことを嫌う家族の反対に会い、泣く泣く不参加になってしまう方もいることだろう・・・。
 
 ところがここはスーパー。ご家族はカルフールでたっぷりお買い物でもして頂いて、その間旦那さんは時間を気にせず屋上でのんびり仲間と談笑出来る。これは、会場を貸すスーパーの側にとっても強力な集客になるし、旦那さんにとっては一家円満に役立つイベントでもある。つまり、皆の利害が一致したという意味で、実に正しいイベントということになるのだ!

 なお、引き続き7月の第2週から第3週まで連続して『French-French』が全国で開催する予定。関西と中部のフランス車オーナーは気軽に参加してみてはいかがだろうか。

イベント概要

○7/2(土) 第1回『French-French-East』
場 所:カルフール南町田店
時間:9:00〜14:00(※開催済み)

○7/10(日) 第3回 『French-French』
場 所:カルフール尼崎店
時間:9:00〜13:30

○7/17(日) 第1回『French-French-Central』
場 所:オートプラネット名古屋
時間:9:00〜14:00

詳しくは、『French-French』公式ブログをご参照のこと。

(レポート・写真:221616.com編集部 徳田 透)