シンプルで大きな丸型メーターを装備。Lのメーターは自発光式となる。

中央部は柔らかめ、サイド部を硬めにしたフロントシート。

しっかり感のあるリヤシート。クッションの厚みやシートバックの高さにもこだわったという。

開放感のある爽快なスカイルーフ。ドライバー以外は楽しめそう。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

ガラスのルーフがなくても、ワゴンとして超一級のパッケージング

 フィットと共通のプラットホームを採用するだけに、室内空間の広さは相当なもの。燃料タンクを前席のシート下に配置するセンタータンクレイアウトによって、後席の足元は広々としている。さらに後席のシートをワンタッチで簡単にダイブダウンさせてフラットなラゲッジスペースを作ったり、あるいは座面部分をチップアップさせて背の高い荷物を積むようにできるなど、フレキシブルな使い勝手を実現している。

 ラゲッジスペースの広さはコンパクトワゴンの中でも随一であり、なおかつ使い勝手の良さがあるのだから、相当に魅力的なステーションワゴンであるのは確か。

 居住空間もゆったりしており、前後のシートのヒップポイントの間隔は900mmを超えている。後席の足元にゆったりした空間が広がるのも当然だ。

 インテリア爽快感にはスカイルーフも大きく影響している。電動式のサンシェードを開くと、そこには大きな空が広がっており、鳥が飛ぶような感覚の運転を楽しむことができる。ガラスはUVカット、IRカットなどの機能を備えた高機能のプライバシーガラスなので、外から覗き込まれることもなく、また日焼けや暑さを和らげてくれる。

代表グレード
Lスカイルーフ(FF)
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4.350×1.695×1.515
車両重量[kg]
1,190
総排気量[cc]
1,496
最高出力[ps(kw)/rpm]
110(81)/5,800
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
14.6(143)/4,800
ミッション
CVT
10・15モード燃焼[km/l]
18.0
定員[人]
5
税込価格[万円]
175.35
発売日
2005年4月
レポート
松下宏/オートアクセル
写真
オートアクセル
スタイル インテリア 走り&メカニズム