ひと回り大きく見えるデザイン。そのため、ひとクラス上に見えるプレミアム感を表現している。

サイドプロポーションから、かなりの居住スペースが確保されているのが分かる。だから、広い!

かなり低い位置、そしてワイドに開くハッチゲートに注目! 荷物の積み込みに便利。

BMWのようにウインカーをヘッドライト上部にセット。なかなか個性的だ。

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価格よりもプレミアムなスタイルをもつエアウェイブ

 ステーションワゴンは、セダンと変わらない運転感覚でセダンを超える使い勝手を実現するのが大きな特徴。クルマしての機能を考えたら、最も魅力的な存在といっても過言ではない。残念ながら日本では、ミニバンに押されてステーションワゴンの市場は縮小しているが、デキの良いワゴンが登場すれば、また売れ行きも変わるはず。

 そんな状況の中で登場したのがホンダのエアウェイブ。フィット系のグローバルスモールプラットホームを採用し、コンパクトなボディの中に広々とした室内空間を確保するとともに、大型のガラスルーフ装着車を設定して爽快感にあふれたドライブを実現した。

 外観デザインはワイド&ローのフォルムが特徴で、洗練された都会的なデザインを採用しながらも、ダイナミックな走りを予感させるものとなった。前後に配置された大きなメッキモールが外観のクォリティを表現している。

 搭載エンジンは1.5LのSOHC・VTECのみの設定で、ホンダマルチマチックSと組み合わされている。上級グレードは7速マニュアルモード付きとなる。

代表グレード
Lスカイルーフ(FF)
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4.350×1.695×1.515
車両重量[kg]
1,190
総排気量[cc]
1,496
最高出力[ps(kw)/rpm]
110(81)/5,800
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
14.6(143)/4,800
ミッション
CVT
10・15モード燃焼[km/l]
18.0
定員[人]
5
税込価格[万円]
175.35
発売日
2005年4月
レポート
松下宏/オートアクセル
写真
オートアクセル
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