フィアット クロマ
クロマ

どこかで見たようなリヤビュー。イタ車というより、なんだか無国籍感がある。

クロマ

オーソドックスにまとめられたインパネ。派手さはないが、機能的ではある。

クロマ

車高が高い分、ラゲッジルームも深く広い。

車高が高さは、余裕の室内空間を作り出した。

 1985年から1994 年まで10年間で45万台以上のセールスを記録したミディアムサルーン、フィアット・クロマ。その後、生産中止になっていたが、ステーションワゴン・スタイルとなって、その名が復活を遂げた。

 ボディサイズは全長4750mm、全幅1770mm、全高1600mm、ホイールベース2700mmと、サイズアップして登場したが、特に全高に注目。同じセグメントのコンペティターたちに比べ100mmほど背が高く、ヘッドクリアランスを中心にMPV並みに室内空間を大きく採った。

 動力系はトップレンジに200psの出力を誇る2.4Lマルチジェットディーゼルを搭載。6速シーケンシャルタイプのシステムによって、リッターあたり83psのパワーが路面に伝達される。その他、136psの1.8L、147psの2.2Lガソリン、120ps仕様と150ps仕様のディーゼルが揃えられており、5速MTが標準(6速シーケンシャルはオプション)。欧州では今年の夏からデリバリーされる予定だ。