シトロエン C6
C6

キューっと絞り込んだルーフラインは、まさにC6だけのアイデンティティ。文句なく美しい。

C6

リヤコンビランプが、高いところにセットされているのに腰高感はない。ボリューム感のあるヒップもビューティフル!

C6

インパネ回りは水平基調のストレートなデザイン。ちょっと地味目に使ったウッドの使い方もウマイ!

C6

ゲート型のシフトパターンも独創的。

C6

エンジンはV6の3リッターと2.7リッターをラインアップ。

クーペにも見える流れるようなルーフライン

 ジュネーブ・ショーに出展された数々のニューモデルの中で、一際注目度の高かったのがシトロエンC6だ。往年の名車たちのクラシカルなデザイン要素をモダン的な解釈でアレンジしたボディスタイリングは、懐かしさを漂わせながらも、新しい息吹を感じさせるデザイン。

 さらに圧巻はそのボディサイズだ。ホイールベースは2900mm、全長×全幅×全高は4910mm×1860mm×1460mmと、ほぼメルセデスのEクラス・セダンと同じ寸法。ルーフラインが長いために、クーペのようにも、ハッチバックのようにも見え、フォルム的にはシトロエンらしい、洗練された独特の美しさを放っている。ゆったりとスペースが採られた室内はレザーとウッドを基調にシンプルにまとめあげられており、ウインドスクリーンに速度などが映るヘッドアップディスプレー機構を備える。

 搭載されるエンジンは、215psの3LV6と、208psの2.7LV6 Hdiが搭載され、伝統のアクティブサスペンションも健在だ。