シトロエン C1
C1

ユーモラスな表情を見せるシトロエン C1のフロントマスク

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リアエンドのデザインはプジョー107と共通するイメージを与えられている。

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こちらもプジョー107とほぼ共通となるC1のインパネ周り。ただしステアリングホイールはオリジナルだ。

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「センソドライブ」と呼ばれるシーケンシャル2ペダル5速シフトと同5速MTが用意される。

トヨタと手を組んで生まれたシトロエンのエントリーモデル

 プジョー107とトヨタ・アイゴとの兄弟車。3ドアと5ドアが用意され、ボディサイズは全長3.43m×全幅1.63m×全高1.46mmで、シトロエンのエントリーモデルとなる4人乗りのコンパクトカーである。プラットフォームはもちろんのこと、ボディパネルをはじめ形自体はまったく変わりがなく、インテリアの意匠まで同じだ。当然といえば当然だが、トヨタのアイゴと唯一異なるのは、外観のデザイン。PSA(プジョー・シトロエン・グループ)ファミリーらしい味付けがなされている。

 エンジンは可変バルブタイミング機構付きの1L3気筒ガソリン仕様(68ps)がトヨタ製で、5速MTもしくはセンソドライブと呼ばれる5速ATが組み合わされている。一方PSA製の1.4Lディーゼル(54ps)ユニットは5速MTのみの設定となっており、いずれのエンジンも欧州の排気ガス規制ユーロ4をクリアしている。プジョーの107とあわせて年間20万台の生産が予定されている。