レクサス レクサスGS430

221616.com編集部がとらえた右ハンドルのレクサスGS!

 それはまだ、関東地方に桜の開花宣言が出るかでないかの時期のことであった。我らが221616.com編集部は、その日、いつものように特集コンテンツを作ろうと自動車メディアのメッカ【箱根ターンパイク】に出向いていた。
 小田原厚木道路の終点からほど近くにある箱根ターンパイクの入り口。この道路は箱根方面はもとより、伊豆方面、湯河原・熱海方面の近道として多くの観光客から人気を集めている有料道路である。きれいに整備された路面は走りやすく、なおかつ富士山や芦ノ湖、相模湾も一望できるというナイスロケーションも相まって、日曜祝日は、多くの人々でにぎわう道だ。
 しかし、こんな観光道路にはもう1つの顔があるのである。それが前述したような自動車メディアのメッカという顔だ。多くの人にとって走りやすく眺めのいい道は、自動車メディアの人間にとっても最高の場所。締め切り間際の時期になれば何媒体もの取材班が、それこそしのぎを削ってロケを行っているのである。
 と、そんなときであった。この右ハンドルのレクサスGSが現れたのは。撮影したのは、敏腕カメラマンの佐藤靖彦氏。何か異様な空気を察知した氏は我々の取材車両の他に、この車だったのである。
 そう、右ハンドルのレクサスGS。
 ジュネーブやニューヨークなどの国際モーターショーはもとより、国内でもその存在と発売はアナウンスされていたが、多くは左ハンドルのレクサスGSだった(はず)。そいつの、右ハンドルなのである。通り過ぎていくほんのわずかな瞬間しか目にできなかったが、写真からはリアのエンブレムにGS430という文字を読み取ることができる。また、助手席に座った人間が、なにかノートPCのようなものも手にしているのもわかる。
 どのモーターショーでも展示されるレクサスGSは、いってしまえばほぼほぼ市販モデルに近いといえるレベルであった。そんな車の公道走行である。これは、市販前の最終チェックであると言っても過言ではないだろう。
 日本でのレクサス・ブランドスタートまであと4ヶ月弱ほど。とある情報筋からはトヨタのレーシングディビジョンであるTRDはレクサスのチューニングにいっさい関わることはないという証言も得ている。が、いってしまえばそれは噂の域をでないものである。アジアや北米ではレクサス・ブランドでのレースも行っているというから、レクサス・レーシング・ディビジョン(LRD)なるものもベンツにおけるAMG、BMWにおけるMのような立ち位置で登場してくるのかもしれない。
 が、しかしそれはあくまでも予測のお話である。ただ、ただ事実なのは右ハンドルのレクサスGSが箱根ターンパイクを走っていたということだ。
 完全なる正しい事実は日本の自動車市場を大きく変えるであろうといわれているレクサスの登場は、すぐそこまでに迫っているということである。
 
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代表グレード
GS430
レポート
神田卓哉(221616.com編集部)
写真
佐藤靖彦