スタイリングで1.5リッターと1.8リッターを見分けるポイントはない。

ティーダには、キセノンランプとアクティブAFSが標準装備される。

シャープなコンビネーションランプもティーダの個性を主張

アルミホイールはオプション。タイヤサイズは185/65R15。

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人気のティーダに1.8リッター車が追加

 日産は2004年度下半期に一気に6車種を投入してきたが、その中でも好調な売れ行きを示しているのがティーダ&ティーダ・ラティオ。特にハッチバックボディのティーダは月に1万台を超える販売台数をマークするなど、極めて好調な売れ行きを示している。ここ数年、日本ではハッチバック車が売れない時代が続き、市場が消滅したかと思われていたくらいだが、そこに投入したティーダが好調を示したことで改めて注目されることになった。
 
 ティーダが良く売れたのは、コンパクトカーでありながら高い質感を表現したのがひとつのポイント。それだけに従来の1.5Lエンジンに加えて1.8Lエンジンを搭載してきたのは、極めて自然な流れにあると言ってもいい。余裕ある排気量のエンジンを搭載することで、上級モデルからサイズダウンしたクルマを選ぶユーザーに対応しやすくするのが狙いだ。

 搭載される1.8LエンジンはMR18DE型。すでに搭載されている1.5LのHR型系ではなく、ラフェスタに搭載された2LのMR型系のエンジンである。これに改良を加えたエクストロニックCVTを組み合わせている。ティーダ/ラティオとも、1.8L車は18Gの1グレードのみの設定だ。

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代表グレード
18G
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4205×1695×1535
車両重量[kg]
1170
総排気量[cc]
1797
最高出力[ps(kw)/rpm]
128(94)/5200
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
17.9(176)/4800
ミッション
CVT
10・15モード燃焼[km/l]
16.4
定員[人]
税込価格[万円]
184.8
発売日
2005年1月11日
レポート
松下 宏
写真
佐藤靖彦
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