三菱 ランサーエボリューション9プロトタイプ
ランサーエボリューション9プロトタイプ

新設計のフロントバンパー、エアダムエクステンションを装備。

ランサーエボリューション9プロトタイプ

スタイリングはランサーエボリューションらしいスポーティーさを持っている。

ランサーエボリューション9プロトタイプ

エンジンには可変バルブタイミング機構(MIVEC)を採用した。

ランサーエボリューション9プロトタイプ

ニュルブルクリンクでのテスト走行も行われている。

エアロパーツの新開発をはじめ、エンジンもよりパワフルに!

 三菱がランサーエボリューション9となるモデルのプロトタイプを公開。ニュルブルクリンクでテストドライブも行ったという新型ランサーエボリューション9(IX)のプロトタイプモデルは、エボリューション8MRをベースに開発されている。外観は、冷却性能、空力特性を向上させるための新設計フロントバンパーを採用している。リヤは下回りをディフィーザー形状としたバンパーを新採用して、トータルでのエアロ効果を狙っている。

 さらに、新開発のフロントエアダムエクステンション、リヤガーニーフラップを装着しており、揚力の大幅低減と高速走行での操舵感や操縦安定性を向上させているのが特徴。搭載エンジンはMIVECターボの4G63型DOHC。可変バルブタイミング機構(MIVEC)を採用して、高回転域の伸びと中〜低速域のトルク向上を両立させている。 
 ターボまわりでは、コンプレッサーハウジング形状の最適化と、ターボチャージャーのコンプレッサー側を軽量化することで、過給レスポンスをさらに向上させているのが特徴。
 
 サスペンションは、ショックアブソーバー、バネの設定は従来通りだが、リヤ車高の微調によって操縦安定性をいっそう向上させている。走りの装備として、アルミホイールの軽量化も実現。MAT製法の新高剛性ENKEI社製アルミホイールで、従来の鋳造アルミホイールに比べ、1本あたり0.15kg軽くした。BBS社製アルミホイールはメーカーオプションで設定される。

 内装では、スポーツドライビング時の機能性を向上させるアルミペダルを採用したほか、サイド生地に本革、座面や背面などメイン生地にアルカンターラを採用したコンビタイプのレカロシートを採用していることも注目されるポイント。

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ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4490×1770×1440
総排気量[cc]
1997
最高出力[ps(kw)/rpm]
280(206)/ 6,500
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
40.8(400)/ 3,000-4,500
ミッション
6MT