このクラシカルなデザインが人気の秘密だ。

屋根が後ろにいくほどせり上がっているので荷物の積載にも有利。

ハッと目を引くデザインは、走っていても非常に目立つ。

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クライスラーの人気車種PTクルーザーの2005年モデル登場

 PTクルーザーはダイムラー・クライスラーのクライスラー部門が開発したクルマで、日本市場ではこのモデルによってクライスラーをアメリカ車のナンバー1に引き上げてきた。2000年の発売以来の累計販売台数は1万台を突破したという。

 ハードウェアの基本はネオンをベースにしたもので、これにクラシカルなイメージの外観デザインを組み合わせている。古き良き時代のアメリカを思い出させるような外観デザインは、クライスラーデザインの面目躍如というところだ。

 今回のマイナーチェンジでは搭載エンジンの排気量を2000ccから2400ccに拡大すると同時にターボ仕様のエンジンを搭載したGTを設定するなどの変更を加えている。PTクルーザーには先にカブリオレが設定されているが、2400ccエンジンはそのカブリオレに搭載されたのと同じエンジンである。排気量の拡大ほどにはパワー&トルクの数字は向上しないが、性能は確実に向上している。なおターボ仕様のGTは05年1月からデリバリーされる。

代表グレード
クラシック
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4,330×1,750×1,630
車両重量[kg]
1,460
総排気量[cc]
2,429
最高出力[ps(kw)/rpm]
143(105)/ 5,200
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
21.8(214)/ 4,000
ミッション
4AT
10・15モード燃焼[km/l]
8.7
定員[人]
5
税込価格[万円]
260.4
発売日
2004年10月
レポート
松下宏/オートアクセル
写真
オートアクセル
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