手頃なサイズのボディを持つコンパクトクラスのクルマながら、高い品質感を備えたクルマに仕上げたのがティーダ。特にインテリア回りの品質感の高さは、これまでのコンパクトカーにはないものだ。小さなクルマ=価格が安い=作りが安っぽい、というこれまでの既成概念を打ち破るクルマである。
ボディタイプは取り敢えずデビューしたのは5ドアのハッチバックだが、10月下旬には4ドアセダンのティーダ・ラティオが追加される予定であり、セダンとハッチバックによって現行サニーやかつてのパルサーなどの後継モデルにる。日本では市場がなくなったかに見える1.5Lクラスの5ドアハッチバックだが、世界的にはニーズも強い。日本だけでなく世界市場も見据えたクルマである。
フロントに日産独自のウインググリルを持つ外観デザインは、立体感、ボリューム感を感じさせる仕上がりで、独自の存在感を表現している。見栄えの良さなど塗装品質にもこだった外観とされている。