クライスラー PTクルーザー
PTクルーザー

新設定のGTはリヤビューにスポーティー感を与えるリヤスポイラーを装備。さらに専用フロントバンパーや17インチのアルミホイールも特別装備するラグジュアリー仕様となっている。

PTクルーザー

アクセントにシルバーをあしらったインテリア。インパネにはシルバー3連メーターを装備する。さらにブレーキ&アクセルペダルにもシルバーを使っている。

PTクルーザー

GT専用装備として、フロント/リヤともに豪華な「ロイヤルグレイン」レザーシートとレザーインテリアトリムを採用している。

PTクルーザー

クラシック/ツーリング/リミテッドの既存3グレードは「リヤリフトゲートクラッチ」を電磁式に変更。新色のエレクトリックブルーが追加された。

PTクルーザー

2005年モデルで最高出力143馬力を発揮する2.4リッターエンジンをゲット。さらにスムーズなドライビングを可能にしてくれる。

既存3グレードが2.4リッターになり、143馬力へとパワーアップ!!

「古き良きアメリカン・クラシック」。そんな言葉が似合うPTクルーザーが日本上陸を果たしたのは2000年7月。ノーマルでも十分に個性的なスタイリングだが、デビューからこれまでに「ストリートクルーザー1」「ストリートクルーザー2」「リミテッドプラス」「ウッディークラシック」など数々のリミテッドエディションをリリース。さらには今年7月に「カブリオ」を導入することでさらなるファンの拡大を果たし、今年9月、ついに累計販売台数が10,000台に到達した。
 そんなPTクルーザーの気になる2005年モデルだが、まずはスタンダードグレードの「クラシック」、クローム仕上げの「ツーリング」、ラグジュアリーグレードの「リミテッド」という既存3グレードに、2.0リッターから2.4リッターDOHCへとパワーアップしたエンジンを投入。最高出力143ps/最大トルク21.8kg-mというスペックを手に入れ、さらにスムーズな走りを手に入れた。

インタークーラー付きターボチャージャー搭載の新グレード「GT」を投入

 今回、さらなるアメリカン・ハイパワーを求めるユーザーの声を反映すべく導入されたのが、最上級グレードのリミテッドをベースにインタークーラー付ターボチャージャーを搭載した「GT」。そのハイパワーエンジンが生み出す馬力は223馬力にも到達し、より余裕のあるアーバンクルーズを可能にしてくれる。

 その「GT」、トップグレードとしての権威を誇示すべく専用フロントバンパー、リヤスポイラー、17インチアルミなど専用装備を満載することで、リミテッドとの価格差約40万円を超えたラグジュアリー感を持っている。「個性」、「アメリカンテイスト」、そして「余裕のある走り」という星条旗が生み出したコアな3拍子を併せ持つPTクルーザー。2005年こそ、真の狙い目かも知れない。

代表グレード
GT
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4330×1750×1630
車両重量[kg]
1510
総排気量[cc]
2429
最高出力[ps(kw)/rpm]
223(164)/5100
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
33.9(332)/3950
ミッション
4AT
10・15モード燃焼[km/l]
未定
定員[人]
5
税込価格[万円]
343.35
発売日
2004年10月16日
レポート
佐藤 誠(編集部)
写真
ダイムラー・クライスラー