内装は豪華でスポーティーな雰囲気になった。

クローズドなクーペとオープンカーの2つのテイストが味わえる。

ATはなんと7速ATに進化した。

バリオルーフ機構によって、屋根がトランクに電動で収納される。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

スポーツモデルらしいサイドブレーキレバーの配置

 インテリア回りの雰囲気は全体的にはメルセデス・ベンツならではのロジックによって構成されており、操作系なども基本的にメルセデス・ベンツの文法に従って作られている。ただ、サイドブレーキが足踏み式でなくシート脇のレバーによる通常の方式となるなど、スポーツカーならではの仕様も用意される。

より上級のスポーツカーに変身したこともあって、装備の中身なども格段に豪華なものになっている。本革巻きの3本スポークステアリングホイール、VICS/ETC対応DVDナビゲーション、ハーマンカードンのサウンドシステム、機能を高めた左右独立調整のクライメートコントロールなどが装備される。

オープン走行時の快適性を高めるための装備として、乗員の首の回りに暖気を送る新機構のエアスカーフが採用されたほか、シートの後方にエアロボードを設置して風の巻き込みを抑えている。メルセデス・ベンツらしく、左右のSRSエアバッグやサイドエアバッグなど安全装備の充実度も高い。

代表グレード
350
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4,090×1.810×1,300
車両重量[kg]
1,490
総排気量[cc]
3,497
最高出力[ps(kw)/rpm]
272(200)/6,000
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
35.7(350)/2,400〜5,000
ミッション
7AT
10・15モード燃焼[km/l]
8.5
定員[人]
2
税込価格[万円]
672
発売日
2004年9月
レポート
松下宏/オートアクセル
写真
オートアクセル
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