マクラーレンのテイストを持ったスタイリングが魅力。

まとまりの良いデザインがSLKの人気のポイントでもある。

ルーフを閉じた状態でも、非常にバランスの良い車両デザインとなっている。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

3500ccV6、5000ccV8を用意する高級モデルになったSLK

旧型モデルに当たる初代SLKはコンパクトなボディに4気筒エンジンなどを搭載した手頃なライトウエイトスポーツだったが、フルモデルチェンジを受けた2代目モデルは、より上級の本格的なスポーツカーに変身してきた。搭載エンジンもV型6気筒の3.5LとV型8気筒の5Lで、もはやライトウエイトスポーツではなくなっている。

外観デザインはフロント回りなどにF−1のマクラーレン・メルセデスのイメージを取り入れており、一段と迫力のあるスポーツ性が表現されている。AMG仕様のモデルになるとエアロパーツの装着によって格段にスポーティな雰囲気が演出されている。

バリオルーフと呼ぶスチール製のルーフが開閉する方式は従来のモデルと共通。1台のクルマでクーペの快適性とフルオープンの爽快な走りが得られる仕組みだ。新機構を採用することで開閉時間が短縮されたほか、リモコンキーによる開閉も可能になった。またオープンにしたときのトランク容量も拡大して実用性を高めている。

代表グレード
350
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4,090×1.810×1,300
車両重量[kg]
1,490
総排気量[cc]
3,497
最高出力[ps(kw)/rpm]
272(200)/6,000
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
35.7(350)/2,400〜5,000
ミッション
7AT
10・15モード燃焼[km/l]
8.5
定員[人]
2
税込価格[万円]
672
発売日
2004年9月
レポート
松下宏/オートアクセル
写真
オートアクセル
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