ホンダが小型SUVのCR−Vをマイナーチェンジして発売
ホンダは、コンパクトなSUVのCR−Vをマイナーチェンジした。
従来2000ccだった搭載エンジンを2400ccのみとし、グレード展開もiLとiL−Dの2タイプのみと簡略化した。2400ccエンジンに組み合わされるのは5速AT。
駆動メカニズムとしては、新開発のリアルタイム4WDシステムを採用している。従来のデュアルポンプシステムにワンウェイカムユニットとパイロットクラッチを加えることでFF状態から4WDへの切り換えを瞬時に行うようにし、走破性を向上させたのが特徴。
また、電子制御式スロットルコントロールのドライブバイワイヤ(DBW)を採用して、エンジンレスポンスなどを管理制御するようにしている。
フロントグリルやバンパーなどを新デザインとし、全グレードにHIDランプを標準装備するなどして、外観をリフレッシュした。また、フォグランプは丸形としてアウトドアフィールを高めた。
また、iL−Dには、17インチアルミホイール、215/60R17タイヤを組み合わせている。
車体色は、プレミアムホワイト・パール、サテンシルバー・メタリック、ナイトホークブラック・パール、エターナルブルー・パール、メテオールシルバー・メタリック、ロイヤルルビーレッド・パール、サハラサンド・メタリック、シルバーモス・メタリックの8色展開となっている。
内装は、本革巻きハンドル、本革巻きATセレクトレバーの採用をはじめ、メーターを自発光タイプにするなど、全体的に高級感を持たせた。
安全装備では、iL−Dに車両挙動安定化制御システムとしてビークル・スタビリティ・アシスト(VSA)を採用したのが注目される。
価格は、iLが消費税込みで224万7000円、iL−DのFFが消費税込みで222万6000円、4WDが消費税込みで241万5000円となっている。