量産市販車で唯一のロータリーエンジン搭載車がRX−8だ。

街中でもパワフルな走りが楽しめるのが魅力だ。

サーキット走行ではしっかりと接地した4輪で、高いポテンシャルを発揮する。

狙ったラインを確実にトレースできるハンドリング性能を持っている。

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50:50の前後重量配分はスポーツカーの理想形

 スポーツカーの理想形といわれている50:50の前後重量配分を実現。RX‐7より、エンジンの搭載位置を低くすると同時にキャビン側に寄せている。そして、ドライバーの乗車位置もRX‐7よりエンジン側に寄っている。つまり、エンジンとドライバーが接近した位置にいるということだ。
RENESIS(レネシス)と呼ばれる新開発の13Bロータリーエンジンは、NAながら最高出力250ps/8500rpm(タイプS)、最大トルク22.0kg-m/5500rpm(同)を発揮。アクセルを踏み込むとローターリーサウンドを響かせながらフラットな加速体制にはいる。ターボは付かないので、気持ちが置いていかれるような強烈な加速ではないが、それでも運転していることの楽しさを味わわせてくれる。
 ATのRX‐7に乗るとガッカリするほど機敏さが失われていたが、RX‐8とATの組み合わせはとてもいい。MTで乗っても楽しめるが、ATでジェントルにかつ速く走らせるのも悪くない。

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代表グレード
Type S
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4435×1770×1340
車両重量[kg]
1310
総排気量[cc]
654×2
最高出力[ps(kw)/rpm]
250(184)/8500
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
22.0(216)/5500
ミッション
MT
10・15モード燃焼[km/l]
9.4
定員[人]
4
税込価格[万円]
289.8
レポート
オートアクセル
写真
T.P.U./オートアクセル
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