タイトなコクピットはRX‐7を思い出させる。グレードは3タイプが用意され、タイプSが6MT、タイプEが4AT、ベースグレードが5MTと4ATとなる。
クラッチを踏みシートを合わせるとステアリングの位置が非常に近い。ステアリング上部を握っても両肘が曲がるスポーツドラポジになる。RX‐7のときからそうだったが、必然的にこのポジションを取らせるマツダのポリシーはすごい。MTのシフトノブはローターリーをイメージさせる三角形。シフトチェンジは手首の返しだけで決まる。ATはシフトノブのほかにステアリングに備わるスイッチでも変速が可能。
白い文字盤のメーターは、ライトをオンにすると赤く光る。真正面に一番大きく配置されるのは1万回転まで刻まれたタコメーター。
そのタコメーターのなかに速度計がデジタル表示される。オーディオが配置されるセンターパネルには、CDを縦に貼り付けたようなおもしろいデザイン処理が施される。