RX‐7の後継モデルというわけではないが、新たなスポーツカーの提案として、マツダから2003年4月に登場したRX‐8。現在市販される世界で唯一のロータリーエンジン搭載車。
また、観音開き式の4ドアという、ユニークなボディスタイルを採用する。ボディサイズは、全長×全幅×全高=4435×1770×1340mm。幅はそれなりにあるが、クーペとしてみても全長は短い。
鍛え上げた筋肉のように膨らんだフロントフェンダー先端にヘッドライトが収まる。ボンネットフードはフェンダーより一段高く、前方に向かうにしたがってややすぼんだ形状になる。それがそのままバンパーへと繋がりボンネットとの一体感をみせる。横から見ると、スポーツカーらしいロングノーズを形成。
一見2ドア風だが、フロントドアを開ければリアドアのアウターハンドルが現われる。4ドアセダンと同じような使い方はできないが、大人4人が乗れるというのがひとつのウリにもなっている。