

トラブルに注意! 個人売買のメリット・デメリットと注意点
アプリなどを通じて気軽に行うことも多い個人売買。クルマを売買することはできるのでしょうか。中古車を個人で売買する時のメリットとデメリット、そして賢く取引する方法を分かりやすくご紹介します。
押さえておくべき個人売買の特徴
クルマの個人売買には、メリットだけでなくデメリットもあります。
メリットとデメリットを理解し、「クルマの個人売買は何が違うのか」を確認しましょう。
メリット
- 中間マージンが掛からない分、高く売れて、安く買える
- 消費税がかからない
デメリット
- クルマの状態が、素人判断であることが多い
- 自動車税の未経過分の扱いなど、自分たちで交渉して決めなければならないことが多い
- クルマの陸送手配を自分で行わなければならない
- 名義変更といった手続きのために、個人情報を渡さなくてはならない
- 代金の支払い、クルマの輸送、名義変更などでトラブルが起こりやすい
個人売買で買う人の注意点
知り合いからクルマを譲ってもらうのではなく、フリマアプリ等で出会った人からクルマを買うことを考えている場合は、以下のことに注意しましょう。
- クルマの状態について「キズや汚れ」「これまでの使い方」「過去の修理」など細かく質問する
- 状態が心配なら、中古車買取の査定を受けてもらい、その結果を共有してもらう
- 事前に知らされていない大きなキズや汚れ、大きなトラブルがあった時の対処法を予め合意しておく
- 入金後に車両や必要書類をきちんと引き渡してもらえるよう、レビュー等で出品者(=売却者)の信頼性を見極める
- トラブルが起こった時に仲裁してくれるようなサービスを選ぶ
「状態が聞いていたのと違う」「代金を払ったのに品物が届かない」といった心配は、服や本を個人売買した時にもあるものです。
クルマの場合、支払う代金も大きいだけに「信頼できる相手なのか」「何かあった時に頼れるサービスなのか」を確認することをおすすめします。
個人売買で売る人の注意点
個人売買でクルマを売る時には、「クルマを引き渡した後にきちんと名義変更をしてくれるのか」が一番重要なポイントです。
具体的には、以下のような点に注意しましょう。
- 事前に説明していなかったキズや不具合があった場合の取り扱いについて合意し、契約書を交わしておく
- 名義変更を行う期日、またそれが守られなかった時の対応についても確認しておく
- きちんと名義変更をしてくれる人物なのか、レビュー等で落札者(=購入者)の信頼性を見極める
- 名義変更をしてもらえるか心配な場合は、一時的に廃車にする「一次登録抹消」をしてから渡すことも検討する
- トラブルが起こった時に仲裁してくれるようなサービスを選ぶ
引き渡したクルマの名義変更をしてもらえないと、いつまでも納税義務は名義上の所有者(=クルマを売った人)のままになってしまします。
その状態のまま事故が起こってしまうと名義上の所有者も責任を問われる可能性があるため、「きちんと名義変更をしてくれるか」は非常に重要です。
「名義変更をしてもらえるか心配」「詳しい個人情報まで渡すのは嫌だ」という方は、クルマに特化した個人売買サービスガリバーフリマを利用することをおすすめします。
また、「個人売買とお店での査定、どれくらい値段が違うの?」といった質問も承っております。
フリマサービスと通常のお店の両方があるガリバーならではの、お客様にピッタリの方法をご案内いたします。