今年は平年より早く梅雨入りしただけに梅雨明けも早く、今夏は全国的に平年以上の猛暑になるとの予想が早くも出ています。そのための対策は早くからしておきたいもの。
特に炎天下の車内はJAFユーザーテスト(※1)によると、黒塗りのクルマで最高57℃、ダッシュボードで最高79℃と、尋常ではない温度になります。
※1 JAFユーザーテスト「車内温度/夏」
http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/usertest/temperature/detail2.htm
そこで今回は、夏のお出かけを少しでも涼しく快適にするための、暑さ対策グッズをご紹介します。
- ①フロントシェード
- ②ハンドル日よけカバー
- ③冷却スプレー
- ④夏用カーシート
- ⑤車用扇風機
- ⑥リモコンエンジンスターター
- ⑦日よけ虫よけウインドーネット
- ⑧カーフィルム
- ⑨窓用断熱スプレー
- ⑩ボディシート
①フロントシェード
簡単に日差しを遮るならフロントシェードが便利。日光をしっかり遮断、車内の温度を10~15℃も下げてくれます。価格は1,000~1,500円とお手頃で、100円ショップでも入手できます。遮光、断熱はもちろん、UVカットしてくれるものや、コンパクトに折りたためるもの、最近はかわいいデザインのものも多いので、お好みのものを探してみてください。全体をカバーできる大きめのものを選ぶとよいでしょう。
②ハンドル日よけカバー
フロントシェード以上に手軽に使えるのがハンドル用の日よけカバー。炎天下にほんの少しクルマを置いただけなのにハンドルが熱くなり、触られなかった経験のある人は多いのでは?いずれもハンドルカバーの上からかぶせることができ、デザインはフロントシェード以上にバリエーション豊富。使わない時はクッションカバーとして利用することもできます。
メルテック ステアリングシェード(ハンドル用) ブルー アルミパウダー仕様 消臭&抗菌 465×440 Meltec PS-100
- 出版社/メーカー: メルテック(meltec)
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③冷却スプレー
フロントシェードを使っていてもやっぱり暑い!そんな時、車内にシュッと吹きかけるだけで、温度を下げてくれるのが冷却スプレーです。除菌や消臭効果があるものもあり、エアコンが臭う時にも使えます。また、チャイルドシートは普通のシートよりも分厚く熱がこもりやすいので、赤ちゃん専用のスプレーで冷やせば安心です。いずれも車内に置いたままだと破裂の危険性もあるので、持ち運ぶようにしましょう。
Dmax(ディーマックス) 車内用冷却スプレー 消臭抗菌プラス 420ml DM-010 [HTRC2.1]
- 出版社/メーカー: Dmax(ディーマックス)
- 発売日: 2013/07/19
- メディア: Automotive
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④夏用カーシート
夏に長距離を移動すると、どうしても座席が蒸れてきます。快適に運転を続けるためには夏用のカークッションがおすすめ。竹やイ草など通気性の良い素材を使ったものや、冷却マット、冷水が入れられるウォーターパッドクッション、さらには専用ファン付きの空調座布団も!安価なものだと座面が薄かったりズレてしまったりするので、ある程度いいものを選びましょう。
⑤車用扇風機
クルマにはエアコンが装備されていますが、暑い日はいくら温度設定を下げ、フル回転させても後部座席まで涼しくはなりません。そこで活用したいのが車専用の扇風機。最近は360角度調整できるもの、自動首振り、2ファン式と、デザインも性能も多種多様。価格も2,000~3,000円とお手頃です。自分に合った、使いやすいものを探しましょう。
SILIVN 車内 車載扇風機 双頭車載ファン DC12V 4インチ ブラック シガー 角度調節 360°回転 強風量 省エネ 夏対応 小型
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⑥リモコンエンジンスターター
離れた場所からエンジンをかけられるだけでなく、エアコンもエンジンがかかっていれば稼働することもできるエンジンスターターはとても便利。ドアロックできるもの、温度確認ができるもの、スマホ操作できるもの、低価格のものなど種類も豊富です。車種に対応しているかどうかはもちろんですが、求める機能をチェックし、自分に合った機種を選びましょう。
コムテック エンジンスターター BeTime WR530 リモコン付アンサーバックモデル WR530
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⑦日よけ虫よけウインドーネット
夏はレジャーとして、クルマを利用したアウトドアライフ、車中泊を楽しむ方も多いでしょう。ただ、窓を開けっ放しにしていると車内に蚊や虫が入り込んでしまう心配も。そこで利用したいのが車用の網戸。虫の侵入を防ぎ、風通しを良くしてくれるだけでなく、日中運転している時の日焼け防止や、外からの視線も遮断してくれます。ドアの上から被せてマジックテープで止めるだけと、取り付けも簡単です。
⑧カーフィルム
万全の日焼け、暑さ対策をするなら、紫外線と赤外線を大幅にカットしてくれるカーフィルムをフロントガラス、サイドガラスなどに貼っておくといいでしょう。ただし、可視光線透過率は70%以上ないと違反になるので注意が必要です。透明度の高いものでも遮熱効果は抜群。紫外線からお肌を守るだけでなく、車内温度の上昇も抑え、エアコンが効率良く使えるようになります。
⑨窓用断熱スプレー
カーフィルムは窓に貼りつける作業が面倒だという人には断熱スプレーがおすすめ。窓に吹き付けるだけで、誰でも簡単に暑さ対策ができます。効果は普通のタイプで1カ月ほど。UV対策をしっかりしたい方には、紫外線と赤外線を大幅にカットしてくれるクルマの窓ガラス用UVカット剤を使うといいでしょう。こちらの効果は2カ月ほど持続します。
翠光トップライン(SUIKOH TOP LINE) ドライブその時 [窓に塗るだけで断熱効果アップ]
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⑩ボディシート
最後は車用のグッズではなく、自らを冷やしてしまうお手頃なアイテムをご紹介します。身体のベタつきや汗の臭いを1枚でふき取ってくれる、特に清涼成分のメントールをたっぷり配合したボディシートはひんやり感もあり爽快です。他にも服の上から吹きかけるメントール配合のスプレーもおすすめ。瞬間的に身体を冷やすことができ、熱がこもるのを防いでくれます。
夏の車内を快適にする暑さ対策グッズをご紹介してきました。
どれもカー用品店などで購入できるもので、ほとんどが手軽な価格ばかりです。家族の構成やクルマの用途を考えて、必要なものを購入してはいかがでしょうか。
- written by norico編集部
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