軽バンのおすすめ新車・中古車5選!安くて最強な一台は?

軽バンのおすすめ新車・中古車5選!安くて最強な一台は?

商用目的だけでなく、アウトドアや車中泊でも人気の軽バン。ここでは、おすすめの5車種について、新車価格や中古車相場、サイズ、燃費などを一覧にしてしてご紹介しています。実用的な車種やおしゃれな車種、コストパフォーマンスに優れた車種など各車種の魅力を解説していますので、参考にしてください。

軽バンとは?軽ワゴンとの違い

軽バンと軽ワゴンの違い:車両の比較画像
※左図:エブリイ(軽バン)、右図:エブリイワゴン(軽ワゴン)

軽バンとは、荷物の輸送を主な目的とした、箱型の軽自動車です。法律上の分類では「小型貨物自動車」と呼ばれ、ナンバープレートの分類番号は「4ナンバー」が割り当てられます。

よく似た車にスズキ エブリイワゴンやホンダ N-BOXなどの「軽ワゴン」がありますが、これは人を乗せるための「乗用自動車」で、「5・7ナンバー」が割り当てられます。

運搬の対象や分類番号以外にも、軽バンと軽ワゴンでは車の安全基準や税金などに違いがあります。

軽バンのメリット/デメリット

軽バンはもともと商用目的の車であることから、車両価格や税金が安い傾向があります。こうしたメリットもあって、近年は個人の趣味用の車として使われることも多いです。

一方で、軽バンには乗用車ほどの快適性がなく、日常生活に使う場合は注意が必要です。

メリット

軽バンのエブリイの荷室画像

※車中泊DIYキット「VAN DE Boom」を搭載したエブリイ

  • 車両価格が安い
  • 軽自動車税が安い
  • 積載性に優れている
  • カスタマイズしやすい

現在、乗用の軽自動車の新車価格は最低でも約130万円からのものが一般的ですが、軽バンは約110万円程度から購入できます。また、自家用の軽乗用車の軽自動車税は1万800円/年ですが、軽バンなら5,000円/年です。

さらに、軽バンは大量の荷物を積めるよう、室内空間が非常に広く設計されています。基本的な造りがシンプルなので、カスタマイズもしやすいです。

デメリット

軽ワゴンと軽バンの内装:後席の画像※左図:エブリイ(軽バン、下位グレード)、右図:エブリイワゴン(軽ワゴン)の後席

  • 任意保険料が高め
  • 安全性や快適性が乏しい
  • 乗り心地が硬め
  • 内外装も簡素

任意保険では、車種ごとに「車両保険料率」が設定されます。軽バンは一般に走行距離や稼働時間が長く、安全装備も簡素な傾向があるため、任意保険料が高くなりがちです。

また、軽バンは「働く車」として快適装備なども乏しく、乗り心地も硬め。特に後席はシートが硬く、ヘッドレスト非搭載のケースも少なくありません。

失敗しない軽バン選びのポイント

軽バンはどの車も形や性能が似ていますが、価格や装備にはこまかな違いがあります。車種に迷う場合は、以下の4つのポイントに注目しましょう。

ポイント①車両価格の安さ

先にご紹介したように、軽バンは新車でも110万円程度から購入できます。ただし、車種やグレードによって価格は異なり、なかには新車価格が200万円程度のモデルもあります。

車種やグレードを検討する際は、車両価格の差に対してどれだけ装備の違いがあるかを確認しましょう。また、同じ車種でも価格を抑えたい場合は、中古車も検討しましょう。

ポイント②荷室の広さ

軽バンはどれも荷室が非常に広いですが、荷室寸法は車種によって異なります。特に、荷室長は車種による違いが大きく、たとえば車中泊のために買うなら、荷室長の長い車を選んだ方が良いでしょう。

ポイント③車内の使い勝手の良さ

車種によっては、座席を床面に格納できたり、両側に電動スライドドアを装備していたりします。また、AC電源を装備している車もあるので、車の用途に合わせてシートアレンジや装備の違いをよく確認してください。

ポイント④燃費性能や安全装備

軽バンは、軽乗用車と比べて低燃費な車両が少ないです。その中でも、車種によって燃費性能の差は大きく異なるので、車のトータルコストを抑えたい場合は燃費も気にしましょう。

また、車種によって安全装備の充実度も異なります。なかには高速走行での運転支援に対応している車種もありますので、この点も目的に応じて確認してください。

軽バンのおすすめ新車・中古車5選

今回は、新車でも販売のある軽バンの中から新車・中古車の双方でお勧めできる5車種をご紹介します。

番号 車種名 新車時価格 荷室長 WLTC燃費
(最高)
ホンダ「N-VAN」 139.3万円~ 1,330mm-1,510mm 19.8km/L
スズキ「エブリイ」 113.7万円~ 1,820-1,910mm 17.2km/L
スズキ「スペーシアベース」 147.9万円~ 1,205mm 21.2km/L
ダイハツ「ハイゼットカーゴ」 110万円~ 1,820-1,915mm 14.9km/L
ダイハツ「アトレー」 163.9万円~ 1,820mm 14.7km/L

※車両情報は、2025年12月20日時点の内容をまとめたものです。車両価格は1,000未満を四捨五入しています。

①ホンダ「N-VAN」

おすすめ軽バンの例:N-VANの車両画像

  • 新車時価格:139.3万円~
  • 中古車相場:-
  • 全体寸法:長3,395mm×幅1,475mm×高1,945-1,960mm
  • 荷室寸法:長1,330-1,510mm×幅1,235mm×高1,370mm
  • WLTC燃費(最高値):19.8km/L

N-VANは高いデザイン性と機能性を備え、「多少高価でも使い勝手の良い車が欲しい」という人におすすめです。

後席と助手席を床面に格納でき、これによって約2,330mmのフルフラット空間を確保。また、助手席側はピラーレスになっており、大開口ドアで長尺物も楽に積めます。

N-VANの内装画像

シンプルデザインのG/Lグレードに加えて丸目を備えた「FUN」シリーズが展開されており、こちらは後席にヘッドレストもついています。
MT車を中心に燃費性能も優れ、さらに全車Honda SENSING搭載で安全面でも安心です。多くのモデルでACCや車線維持支援システムも装備されています。

②スズキ「エブリイ」

軽バンのおすすめ例:エブリイの車両画像

  • 新車時価格:113.7万円~
  • 中古車相場:5万円〜219万円
  • 全体寸法:長3,395mm×幅1,475mm×高1,895mm
  • 荷室寸法:長1,820-1,910mm×幅1,280-1,320mm×高1,240mm
  • WLTC燃費(最高値):17.2km/L

エブリイは軽バンの代表格ともいえる車種です。価格が安く、ライバルのハイゼットカーゴ(ダイハツ)に比べて燃費も良いので、できるだけコスパ良く乗りたい人におすすめです。

エブリイの内装画像

特におすすめなのは、上位グレードの「JOIN」シリーズ。後席のシートに厚みがあり、ヘッドレストも備えているので、後席にも人を乗せる場合に適しています。また、助手席を倒せばシートバックテーブルとして活用できます。

中古でも流通量が非常に多く、予算100万円以下でも購入できます。

③スズキ「スペーシアベース」

軽バンのおすすめ例:スペーシアベースの車両画像

  • 新車時価格:147.9万円~
  • 中古車相場:90.7万円〜194.5万円
  • 全体寸法:長3,395mm×幅1,475mm×高1,785-1,800mm
  • 荷室寸法:長1,205mm×幅1,245mm×高1,220mm
  • WLTC燃費(最高値):21.2km/L

スペーシアベースは、商用車ならではの広さに乗用車のようなデザイン性・快適性の高さ、運転のしやすさを備えた一台です。日常生活と趣味を両立したい人におすすめします。

特筆すべきは全車に標準装備されているマルチボードで、荷室の上段・中断・下段に設置したり、荷室を前後に分割したりできます。荷室の上段に設置すれば机になり、下段に設置すれば車中泊に役立ちます。
収納スペースが多く、ACCなどの先進運転支援機能も備えるなど、非常に実用的です。

④ダイハツ「ハイゼットカーゴ」

軽バンのおすすめ例:ハイゼットカーゴの車両画像

  • 新車時価格:110万円~
  • 中古車相場:5万円〜288万円
  • 全体寸法:長3,395mm×幅1,475mm×高1,890mm
  • 荷室寸法:長1,820-1,915mm×幅1,265-1,270mm×高1,225-1,250mm(デッキバン除く)
  • WLTC燃費(最高値):14.9km/L

ハイゼットカーゴはコストパフォーマンスに優れた軽バンで、高い実用性や走行性能を備えています。

荷室の広さは軽バンの中でもトップクラスで、ライバルのエブリイと比べて荷室フロア地上高も低いので、楽に大量の荷物を積むことができます。また、モデルによってはリヤシートを分割して格納することも可能です。

ハイゼットカーゴの内装画像

両側パワースライドドアなど装備も充実し、走行時の静粛性、スムーズな加速といった点も魅力。後席に人を乗せないなら、エブリイ以上におすすめの一台です。

⑤ダイハツ「アトレー」

軽バンのおすすめ例:アトレーの車両画像

  • 新車時価格:163.9万円~
  • 中古車相場:5.8万円〜235.6万円
  • 全体寸法:長3,395mm×幅1,475mm×高1,890mm
  • 荷室寸法:長1,820mm×幅1,265mm×高1,215mm(デッキバン除く)
  • WLTC燃費(最高値):14.7km/L

アトレーは、ハイゼットカーゴとサイズ感や燃費がほとんど変わりませんが、より乗用車に近いデザイン性や快適性を備えています。軽バンの中では高価格ですが、日常使いと趣味の両方に使いたい場合におすすめです。

アトレーの内装画像

両側パワースライドドアはもちろんのこと、ウェルカムオープン機能やキーフリーシステムといった先進装備を採用し、4WD車はリヤヒーターも装備しています。また、予防安全装備も充実しており、市街地走行においては非常に高い安全性を誇ります。

現在は中古車市場で登録済み未使用車も比較的多く流通しています。

軽バンでよくある質問

ここでは、軽バンに関してよくある質問と回答をまとめました。

Q. 軽バンで人気の車種は?

軽バンでは、特に以下の3車種が人気といわれています。

  • ホンダ「N-VAN」
  • スズキ「エブリイ」
  • ダイハツ「ハイゼットカーゴ」

N-VANは実用性の高さやホンダブランドに対する信頼性の高さ、エブリイやハイゼットカーゴはコストパフォーマンスの良さが魅力です。

Q. 軽バンでおしゃれな車種は?

軽バンの中でもおしゃれなデザインの車種としては、以下の3車種がおすすめです。

  • ホンダ「N-VAN」
  • スズキ「スペーシアベース」
  • ダイハツ「アトレー」

N-VANは、特にFUNシリーズが丸目を備えていてN-BOXのようなオシャレさがあります。スペーシアベースは、スペーシアカスタムのような精悍なフェイスを備えた一台です。また、アトレーも細目のヘッドランプで逞しさがあり、ボディカラーも「トニコオレンジメタリック」など特徴的な色が用意されています。

Q. 最も低燃費な軽バンは?

軽バンの中でも燃費が良いのは、スズキの「スペーシアベース」です。最高燃費はWLTCモードで21.1km/Lで、乗用の軽スーパーハイトワゴンと比べても優れた燃費性能といえます。

スズキの「エブリイ」やホンダの「N-VAN」も燃費性能が優れていますが、これらで特に燃費が良いのはMT車なので、注意しましょう。

Q. 車中泊におすすめの軽バンは?

軽バンは荷室長が長く、助手席を前倒しできる車が多いため、どの車種も車中泊に適しています。また、ベッドキットなどのアクセサリーが用意されている車種も多いです。

ただし、ベッドキットなしでも寝やすい環境という点ではホンダ「N-VAN」やスズキ「スペーシアベース」がおすすめです。

Q. 軽バンに4WD車やMT車はある?

軽バンでは、多くの車種で4WD車やMT車が用意されています。ただし、スズキ「スペーシアベース」やダイハツ「アトレー」はMT車の設定がありません。

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Supervised by norico編集長 村田創

norico編集長_村田創

中古車のガリバーに勤務して20年以上のベテランが車の知識をわかりやすく解説します。車のことは、多くのメーカーを横断して取り扱うガリバーにぜひ聞いてください。「車ってたのしい!」を感じてほしいと思っています!