「子連れで帰省するなら電車?クルマ?」メリット・デメリットと移動時の工夫・ポイント

子連れで帰省するなら電車?クルマ? メリット・デメリットと移動時の工夫・ポイント

子供連れのでの帰省では新幹線や電車といった公共交通機関を使うのとクルマとではどちらがいいでしょうか?今回は「費用」「時間」などを軸に比較してみました!長時間移動に備えるための工夫についての解説していますのでぜひ、参考にしてみてください。

電車とクルマのメリット・デメリット

 
クルマ
電車
①費用
家族全員の費用
②時間
所要時間の長さ
予定の正確さ
×
予定の柔軟さ
×
③負担
身体的な楽さ
×
精神的な気軽さ
×
荷物の運びやすさ
④その他
帰省先での移動

①費用 

一般に、家族で帰省する際には電車よりもクルマの方が安くなることが多いようです。クルマでの帰省は以下のような費用がかかりますが、人数が増えても費用があまり増えないのがメリットです。

  • 高速代
  • ガソリン代
  • 移動中の食事代や飲み物代

ただし費用は、移動する距離やルートによって異なり、一概には言えません。新幹線などの特急を利用するなら電車が高くなる一方、子どもが未就学児なら負担も抑えられるでしょう。

②時間 

所要時間は、一般に電車の方が短く、クルマの方が長くなるようです。ただし電車の場合、駅から帰省先までの所要時間についても考慮する必要があります。

予定の正確さという意味では圧倒的に電車に軍配が上がります。特に帰省シーズンの場合、高速道路は混んでおり、予定は非常に読みにくいでしょう。

他方で時間の柔軟性という点ではクルマの方が優秀です。電車だと「子どもが泣いたから電車を降りる」という訳にはいきませんが、クルマであれば「渋滞が予想されたら道を変更する」「思い切って食事休憩にする」など柔軟に予定が変更できます。

③負担 

所要時間が短く、また運転しなくても良いという点で、身体的な負担が少ないのは電車です。コロナ禍でなければ、電車の中でお酒を飲むこともできます。

他方で、他の人と一緒に移動するからこそ気疲れしやすいのも電車です。子どもが騒いだり散らかしたりしないよう気を配らなくてはならないですし、子どもが泣いたらデッキに移動するなどの気遣いをする人も多いでしょう。精神的な気楽さという意味では「自分の空間」が確保できるクルマに軍配が上がります。

また子どもが小さいうちは、あれこれと荷物も増えるもの。その点でも、色々と積み込めるクルマの方が便利です。

④その他

忘れてはならないのが、帰省先での移動手段です。「親のクルマがあるから」という場合も、以下を確認しておきましょう。

  • 親のクルマの任意保険は、自分も運転できる条件になっているか
  • 帰省先にベビーシート、チャイルドシートは用意されているか

任意保険がない場合は、1日自動車保険に加入するようにしておくと安心です。

またチャイルドシートについても、6歳未満は着用義務がありますし、6歳以上の子どもであっても安全のためには着用が望ましいです。

帰省時のポイント・工夫

クルマに乗る子ども

小さい子どもを連れての帰省は、電車でもクルマでも大変なもの。それぞれのデメリットを補う、以下のような工夫をすると親の負担が軽くなります。

電車で帰省する時

電車で移動する時には、以下のような工夫をすると良いでしょう。

  • その日に使う荷物以外は全て事前に送っておく
  • 混雑した日は避け、早朝など空いた時間を狙って移動する
  • 子どもが夢中になれる、DVDなどを用意しておく
  • 子どもがぐずった時に席が立ちやすいよう、デッキに出やすい席を予約する

最近ではスマホで簡単に新幹線の予約・変更ができるサービスもありますので、これを使うといざという時の予定変更もしやすくなります。また事前にタクシー予約をするなど、電車に乗る前後もスムーズに移動できるように手配しておきましょう。

クルマで帰省する時

クルマで移動する時には、以下のような工夫がおすすめです。

  • 子どもたちが寝ていて、道も空いている夜に出発し距離を稼ぐ
  • 空腹や満腹を避け、車酔いしないように気を付ける
  • 子どもがぐずった時のために、おもちゃ、音楽などを用意しておく
  • 渋滞や子どもが飽きた時のため、寄り道スポットなどを確認しておく
  • 渋滞にはまった時のために携帯トイレやおむつをクルマに常備しておく

以下の記事でも具体的なポイントを紹介していますので、チェックしてみてください。

帰省する時は疲れにくいクルマがオススメ

疲れにくいクルマを選ぶと、運転中のストレスや疲労を軽減することができます。

  • 視界の良さ(高さ・広さ)
  • シートの乗り心地の良さ
  • エンジンのパワー
  • 安全装備(アダプティブクルーズコントロール、レーンキープ)

最近では、渋滞中のアクセルやブレーキ操作を自動で行ってくれるような装備もでてきています。疲れにくいクルマは運転者に嬉しいだけでなく、事故の予防にも繋がります。

以下の記事では具体的な車種も紹介していますので、参考にしてみてください。

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Supervised by norico編集長 村田創

norico編集長_村田創

中古車のガリバーに勤務して20年以上のベテランが車の知識をわかりやすく解説します。車のことは、多くのメーカーを横断して取り扱うガリバーにぜひ聞いてください。「車ってたのしい!」を感じてほしいと思っています!