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運転の安全を守る、ドライブレコーダーとは?

煽り運転が原因の事故が増え、ドライブレコーダーの必要性について叫ばれています。しかし、どのような機能が備わっているのかを知らなければ、どれを選んでいいのか判断できません。本コラムでは、機能やメリット・デメリットについてご紹介します。

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あおり運転や当て逃げ、悪質ないたずらなど、自動車のトラブルはたくさんあります。そういったトラブルを防ぐ方法の1つがドライブレコーダーの搭載です。

ドライブレコーダーの購入を検討する人は多く、ソニー損保によるアンケート調査によると、2018年のドライブレコーダーの搭載率は前年比約2倍の31.7%にも上っています。

出典:ソニー損保「2018年 全国カーライフ実態調査」

 

とはいえ、ドライブレコーダーにどんな機能が備わっていて、どんな状況に対応できるのかを詳しく知っている方は少ないのではないでしょうか。

そこで本コラムでは、ドライブレコーダー搭載のメリットや機能、保険加入時の特典はあるのか、などについて詳しくご紹介します。

メリットは5つ!ドライブレコーダーがドライバーを守ってくれる

まずは、ドライブレコーダーを装備することで得られる5つのメリットを紹介します。

①交通事故の際、証拠として提出できる

交通事故にあった際、ドライブレコーダーの映像を証拠として提出できます。特に、事故の相手方と意見が食い違う場合や当たり屋に会ってしまった際などに有効です。

自身が交通ルールをきちんと守っていたことが証拠として認められれば、過失割合が減り、損害賠償を多く請求できることもあります。

②当て逃げやいたずら、車上荒らしにあった際に証拠として提出できる

当て逃げや、自動車へのいたずら、車上荒らしにあった際に、ドライブレコーダーに犯人が映っていれば、警察に証拠として提出できます。

③煽り運転の抑止力になる

煽り運転や幅寄せ運転をしてくる悪質なドライバーに対して、大きな抑止力になります。「ドライブレコーダー録画中」のステッカーを目立つように貼っておきましょう。

④誤認検挙の防止になる

しっかり交通ルールを守って運転をしていても、誤認検挙によって反則切符を切られてしまうケースがあります。ドライブレコーダーでしっかりと証拠を残していれば、誤認検挙を防ぐことができます。

⑤自分自身の安全運転の意識が高まる

ドライブレコーダーの映像は、自分自身の運転も記録します。そのため、交通ルールを守り、安全運転を心掛ける意識が強くなります。

ドライブレコーダーの基本機能を解説

ドライブレコーダーの基本機能について紹介します。

録画機能

ライブレコーダーの最も基本の機能で、運転中の映像を録画します。

録音機能

車内の音声を録音することができます。プライバシーを守りたい場合は、音声の録音を停止することも可能です。

速度・GPSデータ機能

走行中の車の速度を計測したり、GPSで位置情報を記録したりすることができます。Googleマップと連動したGPS機能が搭載されているものもあります。

駐車録画

当て逃げや車上荒らしにも対応するため、運転中だけではなく駐車中の映像も録音できるものが増えています。

静止画撮影・保存機能

静止画を撮影・保存できるタイプもあります。画素数の高いドライブレコーダーや逆光でも明るさを自動調整する機能など、新しい機種では高機能なものが増えています。

ドライブレコーダーの3つの録画方法とは

ドライブレコーダーの録画方法について紹介します。現在発売されているドライブレコーダーは運転しているとき常に録画しており、駐車中に記録する場合、方法によって違いが生じます。

常時録画型

「常時録画型」は元々「運転中は常時録画」という意味合いを持っていました。しかし、記録容量とバッテリーさえあれば、運転中に加えて駐車中の録画も可能です。

その場合、駐車中も常時録画をするため、多くのメモリ容量が必要になります。

イベント記録型

イベント記録型は、駐車中の車に衝撃が加わった場合、その前後の映像を記録します。当て逃げなどの事故にあっても、証拠として映像を残すことが可能です。メモリの容量を節約しながら重要な記録を撮影できるため、最近はイベント記録型が主流となっています。

動体検知記録型

人や車の動きを検知して記録をスタートします。衝撃を伴わない車両へのいたずらも検知することができます。

ドライブレコーダーの録画範囲

機種によって、撮影できる範囲も異なります。前方だけではなく後方も録画できる前後2カメラ、360度記録ができる360度対応のカメラがあります。

前後2カメラのタイプを搭載した場合、後方からのあおり運転や追突などの記録も残すことができます。価格も比較的安いので、現在広く利用されています。

360度対応のカメラは、まだ機種も少なく高額になりがちです。さらに、廉価機種だと画素数が低くナンバーなどの識別が困難というケースもありますので、実用性を踏まえて検討しましょう。

また、前方カメラの撮影画角も機種によって異なります。目安として、水平視野角100度以上、垂直視野角60度以上のドライブレコーダーを選ぶようにしましょう。

搭載することで自動車保険にメリットはある?

残念ながらドライブレコーダーの搭載によって、保険料が安くなるようなメリットはありません(事故防止につながり、保険を使用せずに済むことで等級が上がって保険料が安くなるケースや、事故の相手方との過失割合が有利になるというメリットはあります)。

ただ、保険会社によっては「ドライブレコーダー特約」という特約があります。これは、月額を負担することで、GPS機能付きのドライブレコーダーが貸与されるサービスです。

万が一の事故の際には、ドライブレコーダーが現場の映像などを保険会社へ自動的に送信します。保険会社が救急車の手配や警察への連絡を対応してくれるサポートサービスです。

ドライブレコーダーが活躍する場面はたくさんある!

交通事故の際の相手方との話の食い違いの解決、悪質なあおり運転の抑止、心ない駐車中のいたずらの犯人特定など、ドライブレコーダーを搭載していることで助かる場面はたくさんあります。

現在さまざまなタイプのものが発売されているので、メーカーや機能などから好みのものを探してみてはいかがでしょうか?不安があったら、販売店で相談しながら選べば安心です。