



車の専門家が厳選!かっこいい国産車ランキングTOP10
目次
「かっこいい車」の定義とは?
「かっこいい車」の定義は人それぞれです。ただし傾向として、以下のような車を「かっこいい」と考える人が多いようです。
- 際立った個性や華やかさのある車
- ボディ全体や顔つきに迫力のある車
- 上質感や重厚感のある車
- シンプルで洗練されたデザインの車
- スポーティな見た目の車
「かっこいい車」というと、スーパーカーなど「他の車と見た目が明らかに違う車」を思い浮かべる人がいます。こうした車は人の目を引く一方で、好みが分かれやすいものです。
量販車の場合、自動車メーカーのデザイナーは「80%くらいの顧客が好感を抱くデザイン」を目指します。無難なデザインともいえますが、一度発売したら長くデザインを変えられない車において、デザインは慎重にならざるを得ません。
そこで今回は、手の届きやすい価格帯の国産車の中で、クルマ評論家の大岡智彦氏が勧める「かっこいい車TOP10」をご紹介します。
「かっこいい」の定義は難しい


「かっこいい」を定義するのは難しい。心が惹かれるようなデザインの多くは個性的だ。ただし、個性的なデザインであればあるほど、見る側の好みや知識によって評価が大きく異なることが頻繁に起きる。
スーパーカーや一部の超高額車のデザインは、それぞれのメーカーの存在意義をカタチにしたものだ。それだけに、妥協のないデザインが施されている。ユニークで美しく、エモーショナルなデザインとなり、多くの人の心を惹きつける。
ただ、それでも個性の強さから好き嫌いが明確に出る。このように、見る側の嗜好や価格によってデザインにかけるコストも違い、十把一絡げに「かっこいい車」を定義するのは難しい。
(クルマ評論家 大岡智彦)
「かっこいい」を定義するのは難しい。心が惹かれるようなデザインの多くは個性的だ。ただし、個性的なデザインであればあるほど、見る側の好みや知識によって評価が大きく異なることが頻繁に起きる。
スーパーカーや一部の超高額車のデザインは、それぞれのメーカーの存在意義をカタチにしたものだ。それだけに、妥協のないデザインが施されている。ユニークで美しく、エモーショナルなデザインとなり、多くの人の心を惹きつける。
ただ、それでも個性の強さから好き嫌いが明確に出る。このように、見る側の嗜好や価格によってデザインにかけるコストも違い、十把一絡げに「かっこいい車」を定義するのは難しい。
(クルマ評論家 大岡智彦)
【車の専門家が厳選】かっこいい国産車ランキングTOP10
今回は現実的な購入も意識して、一部例外はありますが大岡氏に新車時価格500万円以下の国産車を中心に「かっこいい車TOP10」を選んでもらいました。ランクインした車は以下の通りです。
※新車時価格、中古車相場はガリバーの「車カタログ」より引用。価格、サイズ、装備、相場は記事の加筆修正時の情報で、今後モデルチェンジなどの理由で変更される可能性があります。
1位 トヨタ「GR86」/スバル「BRZ」

- おすすめポイント:美しさと力強さを両立したデザイン
- おすすめグレード:RZ(GR86)、S(BRZ)
GR86とBRZはトヨタとスバルが共同開発した車で、国産車では数少ない2ドアクーペのスポーツカーです。新車時価格300万円前後という手の届きやすさも、魅力の一つといえます。
現行の2代目は初代よりパワフルで、ハンドリングがシャープになっています。
そして大きく変化したのがデザインです。特に外観では、ボディ面の張りが強く、筋肉質な印象になりました。流麗なルーフラインに張り出したリヤフェンダーなど、美しさと力強さを上手く融合しています。上位グレードのRZやSでは、大径18インチアルミホイールを標準装備し、本革表皮を使ったシートなど高級感もあります。
2位 マツダ「CX-60」

- おすすめポイント:美しさが際立つインテリア、運転のしやすさ
- おすすめグレード:XDハイブリッドプレミアムモダン
CX-60は、FR(後輪駆動)ベースの4WD車です。
ボンネットが長く、荷室部分は短いシルエットで、スタイリッシュかつ重厚感のあるデザインです。
そして外観以上に洗練されているのが、インテリアです。白をベースとしたプレミアムモダン系グレードのインテリアは特に秀逸。上質で柔らかいレザーを採用し、クリーンで贅沢な空間に仕上がっています。
見た目の格好良さに加えて、CX-60は使い勝手も良好です。全幅は1,890㎜と広いですが、最小回転半径が小さく、狭い道や駐車場でも楽に操作できます。ディーゼルエンジンを選べば燃費も良く、経済的です。
3位 トヨタ「クラウン」

- おすすめポイント:ユニークでバランスの良いデザイン
- おすすめグレード:Gアドバンストレザーパッケージ
現行のクラウンはSUVという立ち位置にあるものの、複数のボディ形状の特徴が混ざった独特な外観をしています。
ルーフ部分はクーペのような形状で、4ドアでありながら2ドアクーペの流麗なルーフラインをしています。一方車高はクーペより高く設定されており、ここにSUVらしさが感じられます。
複数のボディ形状が混ざり合いながらも、クラウンのデザインは不思議とバランスよくまとまっており、高級感もあります。こうしたユニークなデザインは珍しく、非常に新鮮な印象を与えてくれる一台です。特に2トーンカラー仕様のデザインがおすすめです。
4位 マツダ「ロードスター」

- おすすめポイント:タイムレスで色褪せないデザイン、高レベルの予防安全装備
- おすすめグレード:RS
ロードスターは2015年に発売された2シーターオープンスポーツカーです。
デビュー時から多くの人がそのデザイン性に魅了されてきましたが、10年が経過した今でも古さを感じさせません。これだけ時間を経ても新鮮でかっこいいと思える車は数少ないでしょう。
デザイン以外に、ロードスターは安全性能や走行性能も充実しています。スポーツカーでは予防安全装備が疎かになりがちですが、ロードスターは昼夜の歩行者検知が可能な自動ブレーキを搭載。また最新モデルでは、コーナリングでの旋回姿勢を安定化させる機能も装備しています。
5位 日産「オーラ」(NISMO)

- おすすめポイント:格好良さと機能性の双方を備えたエアロパーツ、優れた走行性能
- おすすめグレード:NISMO
NISMOは日産のモータースポーツを担う子会社であり、日産のカスタムカーブランドです。
オーラNISMOは、NISMOデザインのスポーティなエアロパーツを装備しています。このエアロパーツは見た目が良いだけでなく、空力を向上させる実力派。NISMOがレースフィールドで得たノウハウを駆使しています。車高も通常モデルと比べて20㎜低く、塊感のあるスタイリッシュなデザインです。
走行性能も、通常モデルよりスポーティな仕様になっています。またインテリアにも多くの専用パーツを装備。トータルでNISMOによるチューニングが施されています。
6位 スバル「クロストレック」

- おすすめポイント:小顔でスポーティなデザイン、充実した走行性能や装備
- おすすめグレード:リミテッド4WD
2022年のフルモデルチェンジを機に、XVから名称変更されたクロストレック。
今回のフルモデルチェンジで、クロストレックはかなり見た目が「男前」になっています。顔つきは彫りが深く、エッジの効いたデザインです。一般的なSUVは重厚感を出すために顔が大きめですが、クロストレックは小顔で、スポーティな印象となっています。
走りもSUVとは思えないほどスポーティで、外観の印象と合っています。反応の良いハンドリングや快適な乗り心地、高い予防安全性能など、外観以外も完成度の高い一台です。
7位 三菱「デリカD:5」

- おすすめポイント:唯一無二のオフローダーミニバン、
- おすすめグレード:P
デリカD:5は、オフロードも楽々走破できる唯一無二のミニバンです。最低地上高は185㎜と高く、三菱独自の4WDシステムの恩恵で、意のままにオフロードを駆け抜けます。
デリカD:5は2007年に発売され、これまで何度も改良が加えられてきました。
2019年にはフルモデルチェンジ並みのマイナーチェンジが行われ、デザインも大幅変更。流行りのラグジュアリー系テイストをプラスし、高級感を手に入れています。迫力あるギラギラ感とオフローダー的な武骨さがマッチしており、ユニークながらも格好良い車です。
8位 スズキ「スイフトスポーツ」

- おすすめポイント:スポーティな外観と走り
- おすすめグレード:ベースグレード(1グレード構成)
スイフトスポーツは、その名の通りスイフトをベースとしたスポーツモデルです。2017年に登場しました。
スイフトより全幅を40㎜広げ、前後のトレッドをワイド化。ベースもスイフトよりも迫力を増し、スポーツモデルらしい力強さを得ています。さらに全長3,890㎜の小さなボディに17インチ大径アルミホイールや専用エアロパーツを装備し、躍動感もプラス。弾けるような格好良さが魅力です。
スポーツモデルというだけあって、見た目の格好良さだけでなく、パワフルな直列4気筒ターボエンジンを搭載。970㎏(6MT車)という軽量ボディの効果もあり、瞬発力のある走りが楽しめます。
9位 トヨタ「GRカローラ」

- おすすめポイント:迫力の機能美、スポーツモデルならではの外観と性能
- おすすめグレード:RZ
GRカローラは、カローラスポーツをベースとしたスポーツモデルです。
カローラスポーツと大きく異なるのは全幅で、カローラスポーツより60㎜広い1,850㎜となっています。トレッドもワイド化し、旋回性能を大幅に高めました。こうしたワイド化に伴い、迫力ある格好良いシルエットになっています。
さらにモータースポーツに対応できるよう、フロントバンパーに空気の出入り口であるインテーク、フロントフェンダーとフードバルジには空気の排出口であるアウトレットを装備。こうした装備がデザインにも貢献し、モータースポーツ好きにはたまらない外観デザインになっています。
10位 マツダ「MAZDA3ファストバック」

- おすすめポイント:引き算の美学から生まれた美しさ
- おすすめグレード:XDプロアクティブツーリングセレクション
MAZDA3は、「Car as Art(アートとしての車)」というマツダのデザイン哲学を追求。
日本の美意識に基づく引き算の美学で、車のフォルムから不要な要素を削ぎ落しています。その滑らかなボディ面は、光の当たり方次第で様々な表情を見せてくれる繊細なデザインをしています。
デザインとしては好き嫌いが出るかもしれませんが、オリジナリティに優れた一台です。
ディーゼルエンジンを選べば燃費も21.2㎞/L(FF、WLTCモード)と優秀です。またXDブラックトーンエディションでは、車両の死角を無くす360度ビューモニターや高性能の自動ブレーキなど、安全装備も充実しています。
かっこいい車を購入するためのポイント
ここからは、かっこいい車を「後悔せず」購入するためのポイントを解説します。
自分の好みを第一優先に
車の購入時は、まず自分が「かっこいい」と思える車を選ぶようにしましょう。
車は高い買い物なので、周囲の意見やネットの評判を確かめることも多いです。しかし周囲の意見や評判に流されすぎると、「自分で決めた」という印象が薄れ、車に愛着が湧きにくくなることも。そのため自分なりのこだわりも大切にしましょう。
予算内に収める
好みの車に乗れれば満足感が高いですが、予算面で背伸びをしすぎるのは危険です。
車両代や維持費のことを深く考えずに購入すれば、家計が苦しくなり、最悪の場合は車を手放さなければいけなくなります。
車の購入時は自分の生活費について加味した上で、予め予算を決めておきましょう。
信頼できる優良店で購入する
車は高額な買い物なので、お店選びがとても重要です。「自分に合う車を提案してくれる」「購入費用の内訳が明快である」「アフターサポートがしっかりしている」といったお店を選びましょう。
中古車を検討している場合は、「在庫の種類や数が豊富」「車の状態をしっかり点検・公開している」「返品制度がある」「保証制度が充実している」といったポイントをチェックしてみてください。
以下の記事では、車を買う時のお店の見極め方を解説しています。
かっこいい車を購入するならガリバーにお任せ!
車の購入では、装備とともに見た目の良さも重要です。自分が長く愛着を持てる車を選ぶようにしましょう。「見た目を重視したら予算オーバー」という場合は、中古車を検討するのも一つの選択肢です。
ガリバーは全国各地に店舗を構えており、在庫が豊富です。そのため「新車では手に入らない車」「珍しいデザイン」などが見つかる可能性も。アフターサポートや返品制度も充実していますので、中古車を検討されている場合はお気軽にご相談ください。