新型レクサスNXを新旧比較!フルモデルチェンジでPHEVも初搭載

新型レクサスNXを新旧比較!フルモデルチェンジでPHEVも初搭載

2021年11月についに登場した新型レクサスNX。人気を博したSUVである初代レクサスNXとの違いを比較してみた。安全装備や走行性能のみならず、価格面での比較もしているので是非、どちらを買うかの検討材料にしてほしい。

レクサスNXの概要(旧型・新型)

都会派SUVとして人気を博した初代レクサスNX

初代ネクサスNX

初代レクサスNX

初代レクサスNXは、ミディアムクラスのSUVとして2014年に登場した。初代NXのコンセプトは「Premium Urban Sports Gear」だ。いわゆる都会派SUVで、スタイリッシュなデザインと、SUVらしいタフネスさを持ち合わせている。
2014年当時のレクサス車は、あまり人気のないセダンを中心に揃えていた。中・大型車が多く、顧客層は主に法人名で車両登録する経営層だった。

初代NXはミディアムクラスのSUVであり、価格も454~582万円と、レクサスの中では安価だった。一般顧客もターゲットとなるため、販売台数増に大きく貢献するモデルとして期待された。
そして初代NXは、SUV人気の追い風に乗り、レクサスブランドをRXと共に支える1台となった。
搭載されたパワーユニットは、2.5Lハイブリッドと2.0Lターボ2タイプだ。日本マーケットで支持されたのは、2.5Lハイブリッドの300hだ。その後、2代目NXが発売される2021年まで発売された。

PHEVも搭載されたフルモデルチェンジである2代目レクサスNX

2代目レクサスNX

2代目レクサスNX

2代目レクサスNXは2021年11月に登場した。人気モデルのフルモデルチェンジであるため、非常に注目された。
新型2代目NXのコンセプトは「Vital x Tech Gear」だ。生命的な躍動感(Vital)と先進技術(Tech)を融合したスポーツギアとして開発されている。
そしてレクサスの電動化ビジョン「Lexus Electrified」 に基づき、レクサスブランド初のPHEVをNXに設定した。ハイブリッドと共に、電動車の普及を加速させていくとアピールしている。
ただ、2代目新型NXのラインアップには、純ガソリン車を2タイプが用意された。設定されたパワーユニットは、2.5L PHEVとハイブリッドに加え、新開発の2.4Lターボと2.4Lガソリンエンジンが設定されている。「Lexus Electrified」を掲げているものの、電動化されていない。

レクサス関係者からは、日本での販売の中心はハイブリッドなので、ガソリン車はそれほど重要ではないという見解も聞かれた。しかしレクサス国内営業としては、安価な価格のガソリン車を設定し、販売台数をわずかでも積み上げたいという想いがあるため、こういった設定となっているようだ。

コンセプト&エクステリアデザイン

2014年発売なのに未だ洗練されたデザインの初代レクサスNX

初代レクサスNXのデザインは、スピンドルグリルを起点にSUVらしい力強さを表現している。キャビンの前後を大胆に絞り込んだ菱形のボディと、力強く張り出したホイールフレアを融合させた。

初代レクサスNXのフロントフェイス

初代レクサスNXのフロントフェイス

初代レクサスNXのリヤエンド

初代レクサスNXのリヤエンド

さらにエッジの効いたシャープなラインを組み合わせ、都会派SUVに相応しいスピード感や躍動感をアピールしている。複雑な線と面を組み合わせ、レクサス車らしい独自の世界観を生み出したモデルでもある。
この初代NXのデザインは、なかなか秀逸だ。2014年に登場したモデルには見えず、未だ古臭さを感じさせないデザイン力は流石である。モデル末期になっても、販売台数があまり落ちなかったのも、デザイン力によるものだろう。

より深みのある造形となった2代目レクサスNX

2代目NXのデザインは、基本的に初代NXのコンセプトをキープした。その上で、躍動感と先進技術が融合した、次世代レクサスを切り開くデザインへチャレンジしている。

2代目レクサスNXのフロントフェイス

2代目レクサスNXのフロントフェイス

スピンドルグリル中心としたデザイン手法に変更はないが、より大きく張り出し、押出し感を増強させている。初代NXと比べると、やや穏やかな顔になった印象だ。この立体感あるフェイスは、かなり優れたオリジナリティといえる。
デザイン力だけでなく、これだけ複雑な形を再現できるレクサスの生産能力の高さを感じさせる部分でもある。
2代目NXのシルエットは、かなりギュッと詰まったような塊感が出て重厚感を増している。

2e代目レクサスNXのリヤエンド

2代目レクサスNXのリヤエンド

リヤコンビネーションランプは、フロントフェイスと比べるとスッキリしている。左右のL字型ランプから、中央につないだ一文字ランプが特徴だ。1クラス下のUX的でもある。

初代NXは古さを感じさせないデザインなので、中古車としても魅力がある。対する2代目NXはかなり立体感あるフェイスデザインだ。ちょっとしたアート的であり、なかなか魅力的である。

安全装備&インテリア

年式により大きな差になる初代レクサスNXの安全装備

初代レクサスNXのフロントシート

初代レクサスNXのフロントシート

初代レクサスNXのリヤシート

初代レクサスNXのリヤシート

初代レクサスNXの荷室

初代レクサスNXの荷室

初代NXの場合、安全装備は年式により大きな差がある。中古車を選ぶ場合、注意が必要だ。
初代NXの初期モデルは、高級SUVながら歩行者検知式自動ブレーキなどが装備されていなかった。しかも、後側方車両接近警報などのローテク安全装備も、ほぼオプション設定だ。
歩行者検知式自動ブレーキが装備されたのは、2017年のマイナーチェンジ以降となる。このマイナーチェンジで、歩行者検知式自動ブレーキや全車速追従式クルーズコントロールなどをパッケージ化した「レクサスセーフティシステム+」を標準装備化した。
ただ、大切な機能が全車オプション設定と、少々物足りない仕様だった。たとえば駐車場などにおけるアクセルペダル踏み間違い時の衝突被害軽減に寄与するパーキングサポートブレーキ(静止物)などだ。
中古車で初代NXを選ぶ場合、安全装備を重視するのであれば2017年のマイナーチェンジ以降がお勧めだ。さらにパーキングサポートブレーキ(静止物)や後側方車両接近警報などのオプションを装着した車両が良いだろう。

初代を大幅に上回る2代目レクサスNXの自動ブレーキ、運転支援機能

2代目レクサスNXのフロントシート

2代目レクサスNXのフロントシート

2代目レクサスNXのリヤシート

2代目レクサスNXのリヤシート

2代目レクサスNXの荷室

2代目レクサスNXの荷室

2代目レクサスNXの予防安全装備は、最新世代の「レクサスセーフティシステム+」が標準装備されている。重要な自動ブレーキは、以下との衝突回避を支援する。

  • 昼夜の歩行者
  • 昼間の自転車
  • 右折時に前方から来る対向直進車
  • 右左折時に前方から接近する横断歩行者/自転車

プロアクティブドライビングアシストと呼ばれるPDAは、非常に便利で自己リスクを軽減してくれるシステムだ。PDAは、「歩行者の横断」「飛び出してくるかもしれない」など、運転の状況に応じたリスクの先読みを行う機能だ。先行車やカーブに近付くと、さり気なく減速しリスクを軽減してくれる。慣れると、一般道などはブレーキとアクセルを踏みかえる回数も減り、安全面だけでなく疲労軽減にもなる。パノラミックビューモニターなど、高級車なのに一部予防安全装備がオプションになっているが、標準装備化されれば、クラス世界トップレベルの実力を誇る。

スポーティさがあり質感が高い初代レクサスNXのインテリア

初代レクサスNXのインパネ

初代レクサスNXのインパネ

初代レクサスNXのメーター

初代レクサスNXのメーター

初代NXのインテリアデザインは、優雅なスポーティさを感じさせ、質感も高い。センターコンソールは太い金属調の加飾が施され、初代NXがタフなSUVであることを感じさせる。インテリアデザインも外観同様、あまり古さは感じない。ただ、ナビ画面が小さく、メーターもフルデジタルではない点は、少々古さを感じさせられる部分だ。

高級SUVらしい質感が魅力の2代目レクサスNX

2代目レクサスNXのインパネ

2代目レクサスNXのインパネ

2代目レクサスNXのメーター

2代目レクサスNXのメーター

2代目NXのインテリアは、ドライバー中心としたコックピット的デザインが採用されている。メーターはフルデジタルだ。一部グレードを除き超大型の14インチディスプレイオーディオが標準装備されている。高級SUVらしい高い質感と、ラグジュアリー感あふれる空間に仕上がった。
初代NXも古さはあまり感じないものの、2代目NXと比べるとやはり古く見えてしまう。

走り&メカニズム

静粛性かパワフルさかで選べる初代レクサスNXのパワーユニット

初代レクサスNXのエンジンルーム

初代レクサスNXのエンジンルーム

初代レクサスNXのパワーユニットは2つある。
1つめは、ハイブリッドのNX300hのパワーユニットである2.5Lハイブリッドだ。システム出力197ps、燃費は最終モデルのFスポーツ(FF)で16.4km/L(WLTCモード)と優れている。
2.5Lハイブリッドの300hは、スムースで静粛性が高い。とくに不満も感じないので、初代NXにベストなパワーユニットといえる。
2つ目のパワーユニットは2.0Lターボだ。モデル途中でNX200tからNX300へとグレード名が変更されている。300の最終モデルの出力は238ps&350Nmである。燃費はFスポーツ(FF)で11.8km/L(WLTCモード)となった。
2.0LターボのNX300は、ハイブリッド車よりパワフルだ。急激にトルクが立ち上がり、パワフルさを感じやすい、いかにもターボ車といえるエンジンである。高級SUVとしては、やや荒々しさを感じるパワーユニットだ。

Fスポーツも乗り心地良好な初代レクサスNX

初代NXの乗り心地は、どのグレードでも快適だ。最も乗り心地がよいのは、ラグジュアリー仕様のバージョンLである。乗り心地重視仕様だが、フットワークは意外と軽快だ。
専用の外観が人気のFスポーツは、スポーティ仕様のサスペンションが装備されているが、乗り心地はそれほど硬くない。適度なスポーティさと乗り心地を両立している。

他パワーユニットを圧倒する2代目レクサスNXのPHEV

2代目レクサスNXのエンジンルーム

2代目レクサスNXのエンジンルーム

2代目NXのパワーユニットは、4タイプが用意された。
メインとなる2.5LハイブリッドのNX350hは、システム出力243psだ。燃費は、人気のFスポーツ(FF)で20.9km/L(WLTCモード)と非常に優れている。
2つ目は、レクサス初となる2.5L PHEVのNX450hだ。309psという圧倒的なパワフルさを誇る。RAV4 PHVと基本的に同じシステムを使用している。EV航続距離は88km(WLTCモード)と長く魅力的だ。燃費は19.8km/L(AWD、WLTCモード)である。
3つ目は新開発のガソリン2.4Lターボエンジンを搭載したNX350だ。出力は279ps&430Nmを発揮する。燃費は12.2km/L(AWD、WLTCモード)と、なかなか優秀だ。
そして4つ目、NX250は自然吸気2.5Lエンジンを搭載している。出力は201ps&241Nmで、燃費はエントリーグレードで14.4km/L(FF、WLTCモード)とまずまずの数値だ。

走行性能面では、2.5LハイブリッドのNX350hでも、十分過ぎるほどパワフルだ。アクセルレスポンスも初代NXとは比べ物にならないほど俊敏になり、気持ちよく走れる。AWDは、後輪に54psのモーターが設置されており、さらに力強さがある。深くアクセルを踏み込むと、少し後ろから押されるようなフィーリングで頭が後ろに引っ張られるような加速力を誇る。
PHEVのNX450hは、もはやNXシリーズにおいて異次元な走りを披露する。PHEVなので、基本はEV走行だ。モーターなので、アクセルを踏み込んだ瞬間にクルマが反応する。電動車の特徴であるレスポンスの早さは、とにかく気持ちよい。加速力もNXシリーズ中で最も力強い。しかも、静粛性も高くスムースである。価格を除けば、非常に魅力的なグレードだ。
そして、新開発2.4Lターボを搭載したNX350はAWDの設定のみとなった。排気量が異なるが初代NXの2.0Lターボとは、まったく異なっている。2.4LターボのNX350のフィーリングは、自然吸気4.0Lクラスのフィーリングに似ている。ターボ車らしくなく、急激なトルクの立ち上がりをほとんど感じさせない。まるで自然吸気車のような、なだらかなトルクカーブを描き、高回転域までスムースに回る上質感がある。あまりにスムースなので、少しぼんやりしていると、あっという間に制限速度を軽くオーバーしてしまうほどだ。
Active Noise Control/Engine Sound Enhancementを採用したことで、4気筒ターボ特有のノイズを除去し静粛性は高く上質感もアップした。2代目NXに相応しいエンジンといえる。
自然吸気2.5Lのガソリンエンジンは、可もなく不可もなく淡々と走る。よい意味で、とても普通だ。街乗り中心なら、価格も安価でコストパフォーマンスに優れる。

さらに乗り心地が良くなった2代目レクサスNX

初代NXでも十分な乗り心地だったが、2代目NXはさらに優れた乗り心地を誇る。まるで、路面の上を滑るように走り抜けていく。Fスポーツは、ボディの微振動などを最適化するパフォーマンスダンパーなどを装備し、やや硬めでクイックなハンドリングになる。よりキビキビとした走りを好むのなら、迷わずFスポーツを選ぶとよい。

初代NXと2代目NXの走行性能面を比較すると、ほぼすべての面で2代目NXが圧倒的に優れている。だが、初代NXは今でも十分高いレベルを維持している。2代目NXが、かなり高いレベルに仕上がっていると考えて良いだろう。
また、パワーユニットの選択肢も増え、より自分好みの仕様も選びやすくなった。しかし高級車ブランドのレクサスには、急速に進む電動化時代に向けて、純ガソリン車の設定は必要ないように感じる。

レクサスNXのおすすめはどっち?初代と2代目

リセールバリューが高い初代レクサスNX

レクサス車のリセールバリューは、全般的に非常に高価だ。しかも、人気SUVのNXとなると、さらに高価になる。
例えば、2019年式初代NX300hの人気グレードであるFスポーツの中古車相場は、おおよそ480~500万円だ。新車価格が570万円(FF)なので、84~88%しか価格が落ちていない。ほとんど新車並みといえる。
悩ましいのが、2代目新型NXの新車価格だ。初代よりも、かなり値上げされている。2.5LハイブリッドのNX350h Fスポーツ(FF)で、価格は608万円だ。40万円弱、価格が上がった。

予算に余裕があるのなら2代目NXがベスト

初代NXの中古車価格が500万円と仮定すると、2代目NXとの価格差は約110万円だ。この差をどう考えるかが微妙なところである。クルマの性能差を考えると、初代NXの中古車価格は高すぎる。予算に余裕がある、もしくは多少無理できるなら、2代目NXを買った方がよい。

初代NXの購入を検討する場合は年式に注目

2017年のマイナーチェンジ前モデルとなる2016年式になると、中古車相場は360~410万円程度になる。ここまで年式が古くなると、中古車を買った方がコストパフォーマンスに優れる。ただし、マイナーチェンジ前の初代NXには、歩行者検知式自動ブレーキなどが装備されていないので、購入検討の際は留意しておこう。

2022年1月現在、2代目新型NXは登場したばかりのモデルだ。今後、下取りに入った初代NXが徐々に中古車マーケットに流通してくるだろう。こうなると、初代NXの中古車価格は徐々に価格を下げるはずだろう。

新車値引き交渉のポイント

値引きの期待は、ほぼ無し。レクサス車が下取り車なら・・・

レクサスは、値引き販売はしないという姿勢を貫いている。しかも、2代目NXはデビュー直後なので、値引きはゼロベースだ。さらに、コロナ禍による半導体不足や部品不足が続き、バックオーダーが増えている。こうなると、値引きを要求する顧客は相手にもされない可能性が高い。
だが、ある程度バックオーダーが無くなれば、商談次第でわずかだが値引きしてくれる可能性も残されている。
そのためには、ライバル車と競合させることが重要だ。レクサスの場合、国産車では相手にしてくれない可能性があるので、価格帯が近い輸入車がよい。
2代目NXならBMW X3やメルセデス・ベンツGLC、GLBといったモデルがおすすめだ。それでも、基本値引きはゼロベースだが、見積り上の端数となる数万円程度なら対応してくれるかもしれない。また、値引きが厳しいようであれば、ディーラーオプションなどのサービスなどを要求するのもいい。現金値引きより、ディーラーオプションの方が対応しやすいためだ。
値引きに厳しいレクサスだが、レクサス車が下取りとなると、非常に高い下取り価格が出ることが多い。多くの買取専門店が、すぐに手を引くほど大きな金額差になることが頻繁に起きるという。
一般的に、人気車ほどディーラー下取りより買取専門店の方が有利だ。しかしレクサス店は、レクサス車なら買取店より高値を付けることが多い。その理由は、既納客への実質的な値引きだと予想できる。下取り価格を通常より高値で買い取ることで、支払金額を減らすことができるからだ。

レクサスNX価格・スペック

レクサスNX価格

  FF AWD
NX450h+ version L - 7,140,000円
NX450h+ F SPORT - 7,380,000円
NX350h version L 6,080,000円 6,350,000円
NX350h F SPORT 6,080,000円 6,350,000円
NX350h - 5,200,000円 5,470,000円
NX350 F SPORT - 5,990,000円
NX250 version L 5,430,000円 5,700,000円
NX250 - 4,550,000円 4,820,000円

レクサスNX スペック

代表グレード レクサスNX F SPORT(FF)
全長×全幅×全高 4,660mm×1,865mm×1,660mm
ホイールベース 2,690mm
最小回転半径 5.8m
タイヤサイズ 235/50R20
車両重量 1,810kg
駆動方式 FF(前輪駆動)
エンジン A25A-FXS直列4気筒ガソリン
最高出力 140kW(190ps)/6,000rpm
最大トルク 243N・m(24.8kgf・m)/4,300~4,500rpm
フロントモーター型式 5NM
フロントモーター最高出力 134kW(182ps)
燃料消費率(WLTCモード) 20.9km/L
サスペンション形式(前:後) ストラット:ダブルウィッシュボーン

ライター紹介

クルマ評論家 CORISM代表

大岡 智彦 氏

CORISM編集長。自動車専門誌の編集長を経験後、ウェブの世界へ。新車&中古車購入テクニックから、試乗レポートが得意技。さらに、ドレスアップ関連まで幅広くこなす。最近では、ゴルフにハマルがスコアより道具。中古ゴルフショップ巡りが趣味。日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員