この記事の目次 CONTENTS
マイナスイオンやフォトンフォルミー効果でクルマの調子が良くなる
ワックスのかけ方
エンジンルームやタイヤ、ホイールは走りが良くなる効果が!
実際の効果は?
燃費は変わるのか?
ボディは雨を弾くのか?
気軽にスプレーして効果を楽しめるアイテム

ライター紹介

自動車ライター&エディター

近藤 暁史 氏

某自動車雑誌の編集者から独立。その前はファッションエディター(笑)。とにかくなんでも小さいものが好きで、元鉄チャンで、今ではナローゲージを大人買い中。メインのクルマは19歳の時に買ったFIAT500。エンジンのOHからすべて自分でやり、今やもうやるところがない状態でかわいがっております。表向きは自動車ライターながら、業界唯一の省燃費グッズの評論家というのがもうひとつの顔。

マイナスイオンやフォトンフォルミー効果でクルマの調子が良くなる

数あるオカルトグッズの中でも初めてのジャンルが登場。なんとワックスをかけるだけで、クルマの調子がよくなるというのだ。

この商品は「激シリーズ」というもののひとつで、パッケージの片隅に「純度の高い天然振動鉱石32種+フォトンフォルミー効果」とあり。200ccしか入っていないのに、32種類の鉱石が入っているとはどんな状況なのか。ちなみにフォトンフォルミー効果とは光子を重ねたものらしい。

貼るタイプやグリースタイプなどラインナップは幅広い

このマイナスイオンやフォトンフォルミー効果によって、クルマが全体がイオン化されるというのが、このワックスのウリとのこと。ちなみに、貼るタイプやグリースタイプなんていうのもあって、幅広いラインナップを誇っていたりする。まぁ、こういった”よくわからない”ところはオカルト系の醍醐味だからよしとしよう。

ワックスのかけ方

「使う前によく振ってください」との指示があるので、ボトルをよく見るとなんだか泥のような沈殿物が。さすが32種類だ。確かにこれだとよく振らないと効果は出ないだろう。

まずはボディにスプレーして、タオルで拭いてみると、ツヤはそこそこで、普通な感じ。水性タイプのワックスというので、こんなものだろう。

ちなみにボトルにはちゃんとした使い方の説明はないので、なんとなくの手探り。とりあえず拭かないとベタベタになるので拭くしかない。

エンジンルームやタイヤ、ホイールは走りが良くなる効果が!

それ以上に気になったのはエンジンルームやタイヤ、アルミホイールにスプレーするとイオン化して、走りがよくなったり、燃費がアップ。さらに路面からの振動も減るとのこと。

エンジンルームはまずエンジンの上部。回転部分だと効果が出やすいとのことで、ファンなどにもいいようだ。またボンネットの裏に使うのもオススメ。

ホイールとタイヤにスプレー。こちらも白い液でベトベトになるので、拭き上げるのがいいだろう。ということであまり奥にかけるのはなんだか心配だ。拭き上げるとタイヤは黒くなるし、ホイールはツヤも出るので見た目の部分でも満足。

実際の効果は?

実際にしばらく走って様子を見たところ、振動が減ったのは今ひとつわからなかったが、タイヤのゴムが柔らかくなった感じで、粘り強さがアップ。しっとりとしたフィーリングになった。

エンジンもなんとなく、静かになりつつ、パンチが出てきた。

燃費は変わるのか?

肝心の燃費は今のところ激的に変わっておらず、エンジンのフィーリング変化を見るにつけ、もう少し走った方がよさそう。

ボディは雨を弾くのか?

そして様子見という意味ではボディも同じだ。

ボディ全体がイオン化されてくると、雨に当たっても雨粒がコロコロとするようになってくるというから、ホントにそうなったら驚き。ちなみに窓ガラスも弾くようになるらしい。

気軽にスプレーして効果を楽しめるアイテム

全体的な感想としては、ワックスというよりも、ワックスとしても使える水タイプのマイナスイオン発生液と考えたほうがいいかも。クルマのあちこちに気軽にスプレーして効果を楽しめるという点でも、ユニークなアイテムだ。