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<DTMでのチャンピオン獲得記念の限定車! 全世界わずか23台、日本には5台という希少車に>

BMWM4BMWは、2014年ドイツ・ツーリング・カー選手権「DTM」に新型BMW M4 で参戦。なんと、新型モデル投入1年目にして、マルコ・ヴィットマン選手が年間ドライバー・チャンピオンに輝いた。新型モデルは、信頼性などパフォーマンスが不透明な部分が多く、苦戦するチームが多い。そんな中での、チャンピオン獲得というのは、BMWチームの総合力が優れていたことになる。

そこでBMWは、DTMドライバー・チャンピオンを記念して「M4 DTM Champion Edition」を設定し発売を開始。この「M4 DTM Champion Edition」は、全世界特別限定車として登場。チャンピオンに輝いたマルコ・ヴィットマン選手がドライビングしたれレーシングマシンのゼッケンと同じ世界23台限定モデルとなっている。

この全世界23台の中から、日本への割り当てられた台数はわずか5台。非常に希少な限定車となる。評価したいのは、すべて 右ハンドル・7速 M DCTのみの設定。こうした限定車は、欧州中心ということもあり、左ハンドル車での導入が多い。しかし、BMWは、容易に左ハンドル車を入れるのではなく、日本マーケットに合わせて右ハンドル車を設定し導入するBMWの姿勢は素晴らしい。

「M4 DTM Champion Edition」発売方法は、2015年2月末までの期間で、全国のBMW正規ディーラーにおいて購入希望予約の受付を行い、希望者多数の場合は3月上旬に購入当選者を抽選にて決定。納車は、2015年5月からを予定。BMW M4 DTM Champion Editionの価格は13,990,000円。ベースのM4が11,260,000円なので、2,730,000円の価格アップとなった。

BMW M4BMW M4は、クーペの4シリーズをベースにしたハイパフォーマンスモデル。431ps&550Nmをアウトプットする直6 3.0Lターボエンジンを搭載。わずか1850回転という低回転から最大トルクを発揮する。一般的にこうした低回転から大トルクを発揮するエンジンは、高回転域が苦手なパターンが多い。しかし、M4は高回転エンジンにこだわるBMWらしく7300回転までストレスなく回るのも特徴。ハイパフォーマンスモデルらしい、非常に官能的なエンジンだ。同時に、低回転からの大トルクを生かし、低燃費化されている。JC08モード燃費も先代モデルに比べ、約30%向上し12.2km/Lとなり環境性能も両立した。

そんなM4をベースに、M4 DTM Champion Editionは、DTMで戦ったレーシングマシンの外観をモチーフとし、アルピンホワイトのボディカラーをベースに、カラフルなラインが描かれたマットブラックの専用ボディフィルムをボンネットとトランクリッドに装着。オレンジのカラーで縁取られた専用ブラックキドニーグリルや、ブラックの塗装が施された19インチアロイホイールやカーボンファイバー製フロントスプリッター、リヤトランクスポイラーなどが装備されている。インテリアでは、ブラックのメリノレザーシートに、ウォークナッパレザー仕上げのインパネ、アルカンタラのステアリング、カーボン/アルカンタラハンドブレーキグリップなどが特別装備されている。

また、特別な限定車であることを証明するように、カーボンファイバー製のインテリアトリムには、マルコ・ヴィットマン選手のサインとシリアルナンバーが刻印されている。

価格はやや高価になっているものの、M4の購入を考えているのなら、やはりDTM Champion Editionを選ぶといいだろう。少々ハデな感じはするものの、よりレーシーな仕上がりとなっていることやわずか5台という希少性もあり満足度は高い。

■BMW M4 DTM Champion Edition価格:13,990,000円