![1392437654 VWポロ](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220907/20220907215559.jpg)
<さらに値引があれば、お買い得度満点の限定車ポロ アクティブ2>
![1392437662 VWポロ](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220907/20220907215602.jpg)
アクティブ2と呼ばれる理由は、2013年春に同様なお買い得限定車ポロ アクディブとして同じ仕様が発売されているため。第2弾となるこの限定車は、ポロ コンフォートラインをベースに、純正ナビゲーションシステムやフロントフォグランプ、15インチの アルミホイールを標準装備している。さらに、今回はフォルクスワーゲン ポロとして、初めての設定色となる「ペッパーグレーメタリック」を はじめとする全4色の人気ボディカラーをラインアップした。
同じ名前で第2弾の限定車ということは、前回の限定車も売れたということが予想できる。しかし、今回の限定台数はかなり多い合計2,000台。もはや、限定という特別感が無いくらい多い台数で、これくらいの台数を販売するなら、新グレードとして設定すればいいと思うくらいだ。各色の限定数は、ペッパーグレーメタリックが300台、定番の人気カラーであるキャンディホワイトとディープ ブラックパールエフェクトがそれぞれ600台、そして、鮮やかな色合いが人気のフラッシュレッドが500台だ。
このポロ アクディブ2の価格は232万円。ベース車となるポロ コンフォートラインの価格が219万円なので、13万円アップという計算になる。標準装備されるナビだけで約22万円、アルミホイールとフォグを追加すると、ザックリだが30万円以上の価値がある装備が付いている。それで、13万円アップで購入できるということは、かなりお買い得なモデルといえる。
これだけお買い得なモデルなのだが、実際に購入すると悩みの種となるのが、最近デビューしたばかりのゴルフ7の存在だ。なんと、ゴルフ トレンドラインの価格は249万円と安い。ポロ アクティブ2との価格差は17万円。ポロにはナビが付いているなど装備に若干の差があるが、ポロがモデル末期なのは事実。近い将来フルモデルチェンジすれば、リセールバリューも心配になる。また、最新の安全装備プリクラッシュブレーキシステムなどは装備されていない。最新のゴルフ7と比べると、やはり安全装備面で見劣りするのも事実。17万円差なら、多少無理してでもゴルフ7という選択も悪くない。
まぁ、ゴルフ7をライバルとすると非常に厳しい戦いになるのだが、トヨタ アクアをポロと同じような装備にすると、それほど大きく変わらない価格になるので、ポロが高いというよりはゴルフ7が安いということになる。ハイブリッド車とは燃費も違い、燃料もハイオクを使うことで経済性では厳しいが、走行性能などはポロが上回るので、一度乗り比べてみるといいだろう。
![1392437681 VWポロ](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220907/20220907215606.jpg)
上手く値引き交渉ができて、ポロ アクティブ2の価格が210万円台に入ったのだとしたら、非常にコストパフォーマンスに優れたクルマとなるのは確実。モデル末期で、最新の安全装備はないとはいえ、その走行パフォーマンスは超一級。燃費より走り! そんな人にはピッタリの1台になるだろう。