クルマで!西日本旅日記5 最終回「4600キロ先の葉山へ」
紀伊半島を串本周りで伊勢神宮へ。そのまま海沿いを走って帰ってきました。伊豆下田を通り、伊東からは勝手知ったる道。しかし、九州まで走ってみた今回の旅、締めは「いつもの場所」にすることにいたしました。

我が家からは50キロほどで、箱根駅伝を見た後で出発し日没前に初詣ができるのが葉山の森戸神社です。
そんな葉山に4600キロ走って行くとどういう感じかしら…いつもの場所で「ちょっと普段はしないこと」と「いつもすること」をやってみたらどうなのか、ちょっと興味ありましたので、行ってみることにしました。

到着した朝の葉山。普段寝坊して午後訪れることが多いので日差しが真逆、新鮮でした。そんなよく訪れる街で「ちょっと普段しないこと」。折角なのでコーヒーを入れてみることにしました。海を見ながら飲む「ルナ・ルストローサ」はさわやかで、後味のキレもすっきり。眼下の湘南の海の風景と見事にマッチするのでした。近所でも外でコーヒー飲むのはありですね。

そして、そうこうしているうちにオープンしたのは秋谷の海沿いのレストラン「マーロウ」。ここのプリンが大好物でして、「いつもすること」。これをいただきました。
季節限定の「桜のプリン」。ここのプリンの良さはシンプルながら厳選された素材で、卵、牛乳のうまみがダイレクトに伝わってくること。さらに、たくさんある変わり種のプリン。どれを食べてもベースのプリンであることは決してぶれないところがいいところで、素材の良さがわかるのと、大振りなサイズもあって「男のためのスイーツ」という迫力を持ち合わせているのです。

穏やかな相模湾を眺めながら口に入れると、優しい卵のうまみの先に
桜の塩漬けのアクセントが「お帰りなさい」と迎え入れてくれるようでした。

改めて見ると、いつもの街もいいものですね。
近かろうが遠かろうが、クルマの旅は発見が尽きません。是非皆さんもクルマで旅に出てみませんか?

さて、毎回このスペースでクルマのこと、クルマの旅のことをおもむくままに書いてまいりましたこのコーナー、3月も末となり今回で最終回でございます。

どうか皆様健やかにお過ごしくださいませ。

グランドツーリングは果てしない!!

お付き合いいただきありがとうございました。

葉山 森戸神社
マーロウ