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ドライ路面でもしっかりしたハンドリングが味わえ、雪道も走れるウインタータイヤの代表モデルが、この「ピレリ ウインターソットゼロ・セリエ・デュエ」だ。
アウトバーンから雪道まで楽しめるウインタータイヤ
ヨーロッパでは気温が7℃以下になったらウインタータイヤを履くことを推奨されている。それは温度が下がるとゴムが固くなってグリップが低くなるが、温度が下がってもゴムが固くなりにくいウインタータイヤは、7℃以下ではサマータイヤよりグリップが良くなるからだ。急ブレーキ時の制動距離も気温が7℃を下回るとウインタータイヤの方が短くなる。この理論は日本のスタッドレスタイヤにも当てはまる。
だから日本でも7℃以下になったらスタッドレスタイヤを履くべきだ。しかし超高性能スポーツカーはスタッドレスタイヤを履くと雪や氷以外の道ではそのエンジン性能を発揮できないばかりか、ハンドリング自体が頼りなくがっかりする。だから冬の間はガレージにしまっておくというユーザーも多い。
そこでスポーツカーオーナーへの提案は、冬にはウインタータイヤを履くことだ。日本のスタッドレスタイヤと異なり、アウトバーンをガンガン飛ばして走れる性能を持つ。超高性能スポーツカーでも冬にドライ路面やウエット路面も元気よく走れるようにできるのだ。もちろん雪や氷の道も走れるから心配はいらない。
Pirelli Winter Sotto Zero Serie 2(ピレリ ウインターソットゼロ・セリエ・デュエ)をポルシェ 911GT2に履かせて走ってみた。サイズは前が235/35R19 87VM+S、後が295/30R19 100VM+Sで、サイドウォールにはポルシェ承認スペックであるN1が刻まれている。
しっかりしたGT2のハンドリングはそのまま生かされている。アイスバーンでもESC(横滑り防止装置)を全面カットしてドリフトも可能だ。雪道なら心配なく走れる。何よりも良いのは、ドライ路面をサマータイヤ並みのしっかり感をキープして走れることだ。今年は間に合わなくても、来シーズンはぜひウインタータイヤを履いて冬道ドライブを楽しんでもらいたい。
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このような雪上路でもしっかりグリップしてくれるピレリ ウインターソットゼロ・セリエ・デュエ。それでいてドライのアウトバーンをガンガンとばせるハンドリングも備えている。
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