- この記事の目次 CONTENTS
- メインユーザーの女性目線で開発された新型コンパクト
- 質感が高く広々したインテリア
- 全車CVTを採用し財布にも環境にもやさしい
- トヨタ パッソとダイハツ ブーンの話題はコチラもチェック!
メインユーザーの女性目線で開発された新型コンパクト
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トヨタとダイハツは2月15日、コンパクトカー「トヨタ パッソ」と「ダイハツ ブーン」をフルモデルチェンジし発表した。新型パッソ/ブーンは、メインユーザーである女性にアピールするべく、女性スタッフをメインに、女性にとっての運転のしやすさや使い勝手の良さを追求したのが最大の特徴だ。
新型パッソ/ブーンの開発に関してはクルマを持つ女性へのインタビューやアンケートを実施。さらにファッション誌の編集者へのインタビューを行なったというから、いかにメインユーザーの女性を意識したかがわかる。
エクステリアデザインは、パッソ/ブーンともに基本的には共通だ。だが、パッソに関しては、さらなる華やかさをプラスした「+Hana」と呼ばれるグレードを新たにラインアップ。シャンパン塗装のホイールなどで差別化が図られている。
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シンプルながら飽きのこないフォルム。女性の意見を取り入れ、細かい部分にもこだわったデザインを採用した。
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前後のフェンダーを立体的な造形にするなど、コンパクトながら存在感のあるデザインを採用。上質感も備えている。
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パッソの+Hana系(写真)はプロジェクター式のヘッドランプを採用。より上質な印象を与えるデザインとなっている。
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パッソ +Hana系(写真)は、標準車とは異なり、クリアタイプのリヤコンビランプを採用し、差別化が図られている。
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ドアミラーは上級モデルのようなウインカー内蔵タイプを採用。視認性だけでなく上質感も追求されている。
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パッソの+Hana系(写真)は、ボディ同色ではなくシャンパン塗装のドアノブを採用。細かい部分だがこだわりを感じる。
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質感が高く広々したインテリア
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新型パッソ/ブーンのインテリアは、水平基調のインパネを採用し、広々感を演出。部屋の壁紙を思わせるシボを取り入れるなど、落ち着きと上質感を感じさせる雰囲気となっている。
フロントシートはベンチシート(パッソ +Hana系とブーン CX/CLリミテッド)とセパレートを用意。クッションも十分な厚みがあり快適な乗り心地を実現している。また前後のドアは約80°まで開くので、乗り降りや荷物の積み下ろしも楽にできる。運転席からの視界も広く、運転はしやすい。サイドのベルトラインを下げるなどの工夫で、前方だけでなく横や後方の視界の良さにも配慮されている。
安全装備もABSやエアバッグは全車に標準となる。ただ、横滑り防止装置やサイド&カーテンエアバッグはオプションとなっている。コストの制約が厳しいコンパクトカーとはいえ、ぜひ標準装備にして欲しいところだ。
その他の装備では上級グレードにオートエアコン(花粉除去モード付き)やキーフリーシステムを装備。1クラス上のクルマにも負けない使い勝手の良さを実現した。
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水平基調のインパネで広々した雰囲気をプラスした。運転席からの視界も広く、狭い道でもとても運転しやすい。
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パッソ +Hana系(写真)とブーンのCX/CLリミテッドはベンチシートタイプのフロントシートを採用している。
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セパレートシート装着車は、ヘッドレストが一体となった形状だ。後席も十分な広さが確保され、快適性に優れる。
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上級グレードはオートエアコン(花粉除去モード付き)を装備。インパネ回りには小物の収納スペースも豊富に用意される。
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コンビニフックには3kgまでの重さのものをかけられる。ショッピングバッグなども転がらないので便利な装備だ。
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グローブボックスは、あえてフタのないタイプとしている。大きなものも放り込めるので、使い勝手はとてもいい。
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後席のクッションを前方にスライドさせ、フロアに収納できる。荷物が床に転がるのを防げる便利なモードだ。
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後席の収納はとても簡単だ。フロアも完全にフラットになるので、大きな荷物の積み込みも楽に行なえる。
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助手席のシート下にはトレイを装備している。運転用のシューズなど、比較的大きめなものも入れておける。
全車CVTを採用し財布にも環境にもやさしい
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新型パッソ/ブーンに搭載されるエンジンは1リッター3気筒と1.3リッター4気筒の2種類。ミッションは全車にCVTが組み合わされる。どちらも街中から高速道路まで十分な動力性能を発揮するが、静粛性や滑らかさを重視するなら1.3リッターがオススメだ。燃費に関しては1リッター(FF)で22.5km/L、1.3リッターでも21.0km/Lを実現。メーターにエコドライブインジケーターや燃費計を装備するなど、エコドライブをサポートしてくれる。
新型パッソの価格は1.0X Vパッケージ(FF)の100.0万円〜1.3+Hana(FF)の147.0万円。ブーンは1.0CLの110.0万円〜1.3CXの138.0万円となっている。
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シンプルなメーターは、文字盤が大きくとても見やすい。針のデザインも丸みがあるなど、細かい部分にもこだわりがある。
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ディスプレーには平均燃費などの情報が表示される。またエコドライブインジケーターを装備し、省燃費運転をアシスト。
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リバース時には助手席のドアミラーの角度が変わり、駐車場の白線なども確認しやすい。
代表グレード | トヨタ パッソ 1.0+Hana(FF) |
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) | 3650x1665x1535mm |
車両重量[kg] | 910kg |
総排気量[cc] | 996cc |
最高出力[ps(kw)/rpm] | 69ps(51kw)/6000rpm |
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm] | 9.4kg-m(92N・m)/3600rpm |
ミッション | CVT |
10・15モード燃焼[km/l] | 22.5km/l |
定員[人] | 5人 |
消費税込価格[万円] | 129.5万円 |
発売日 | 2010/2/15 |
レポート | CORISM編集部 |
写真 | トヨタ自動車/ダイハツ工業 |
トヨタ パッソとダイハツ ブーンの話題はコチラもチェック!
パッソのカタログ情報
- 平成28年4月(2016年4月)〜令和5年10月(2023年10月)
- 新車時価格
- 115.0万円〜191.3万円
パッソの在庫が現在123件あります
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