エコカーだけではつまなない!こんな時代こそ絶版スポーツカーに乗ろう!
日本では数年前からスポーツカーの販売不振が目立つようになり、さらに排ガス規制の強化などにより、2ドアのスポーツカーが激減してしまいました。現在販売されている国産車のスポーツカーと言えるのは、日産GT-RとフェアレディZ、マツダのロードスター、RX-8、ダイハツ コペンの5車種ぐらいです…。
その昔はシルビアやプレリュードが月に1万台程度もバカ売れしていた時代もあるというのに、最近は月に1000台以上売れるスポーツカーは無いに等しく、日本で最も売れている2ドアクーペの座はアウディTTに奪われてしまうなど、国産スポーツカー不遇の時代が続いています。
さらに最近のエコカーブームにより、スポーツカーは完全に消滅の一途を辿ってしまいそうです。東京モーターショーでトヨタのFT86コンセプトが公開され市販化も予定されているので、今後は多少期待が持てそうです。しかしこのまま行くと、この先国産のスポーツカーに乗ることはかなり難しくなってきそうです。
でも、まだ今なら中古車なら国産のスポーツカーに乗ることができます!ここ数年は急激にタマ数は減ってきていますが、まだガリバーの中古車の中にも魅力的な絶版国産スポーツカーを見つけることができます。今回はガリバーの中古車の中で見つけた、今のうちに乗っておきたい国産絶版スポーツカーを紹介します。
RX-7はロータリーターボと本格的なFRの走りが楽しめる
まずはマツダのRX-7!RX-7は美しいシルエットのボディにロータリーエンジンを搭載して、マツダを代表するスポーツカーとして活躍してきましたが、通称FDと呼ばれる3世代目を持って2003年に現行のRX-8にバトンを渡しました。
RX-8はNAのロータリーエンジンになってしまいましたが、FDは全車ターボで非常にパワーがあり、軽量コンパクトなロータリーエンジンをフロントミッドシップに搭載しているので、重量バランスも素晴らしく良いクルマでした。そのため現在もスーパーGT選手権やスーパー耐久シリーズで活躍しています。絶版当初は順調に中古車価格が下がっていましたが、最近は走行距離の短い物件は下げ止まりの傾向を見せています。この物件も前期型ではありますが5.6万kmなので、まだまだRX-7らしい走りが楽しめるでしょう。
スープラはトヨタ最後の本格派スポーツモデル!
トヨタのスープラはセリカXX(ダブルエックス)の流れを汲み、アメリカでも人気の高かったFRスポーツカーでしたが、残念ながら後継モデルが生産されることなく、2002年に廃止されてしまいました。グラマラスなロングノーズの中に収められたエンジンは、現在はV6にその座を奪われてしまった直6で排気量は全車3リットル。インテリアもドライバーを包みこむようなタイトなデザインなので運転席に座るだけで、スポーツカーを所有する楽しみが味わえたモデルでした。
この物件はSZ-Rという後期型に設定されたNAエンジンのスポーティモデル。ターボ車の人気が高い車種でしたが、このSZ-Rはターボと同じゲトラグ製6MTを搭載し、足回りも強化されているのでNA派の人には人気が高いモデルです。走行距離は伸びていますが、この直6エンジンは丈夫なので問題はないでしょう。
シルビアは5ナンバーボディでFRスポーツの走りが楽しめる!
シルビアも長きに渡り日産の小型スポーツカーとして人気を集めていましたが、こちらも2002年の排ガス規制をきっかけに廃止されてしまいました。最終型となるS15は先代のS14がボディを拡大して失敗したため、再び5ナンバーのコンパクトボディに戻されました。エンジンは全車が直4の2リッターで、この物件のスペックRには250PS/28.0kg-mのターボエンジンが搭載されています。
軽快な走りをもたらしてくれるコンパクトなボディとパワフルなエンジンの組み合わせは非常にバランスが良く、サーキットでも走りが楽しめるクルマに仕上がっていたので中古車になっても人気は衰ていません!特にターボのスペックRは価格が下がらない状態が続いていますので、この価格でも狙い目です。
本格的なミッドシップスポーツカーに乗りたければMR2
平成元年に登場した2世代目のMR2は1999年にオープンカーのMR-Sにその座を譲り、絶版になりました。ただし、MR-Sはマツダ ロードスターに対抗するためのオープンカーだったのでキャラクターが少し変わってしまい、MR2のような本格的なスポーツ走行が楽しめなかったので、その後もMR2の中古車の人気は衰えませんでした。
2代目MR2は当時のセリカなどと共通の2リットル直4エンジンを搭載し、上級グレードにはパワフルなターボエンジンを採用。販売期間が10年間とトヨタのクルマとしては長かったので、小規模なマイナーチェンジ行いながら熟成を重ねていきました。その中でも93年秋以降に販売された3型以降の人気が高く、中古車も高値で安定しています。この物件は自然吸気エンジンですが、最終の5型なのでVVT-iが採用されており、心地よい加速感が味わえます。走行距離も短いので100万円以下ならアリでしょう。
ホンダらしい軽快な吹け上がりが楽しめるプレリュード
リトラクタブルヘッドライトを採用した2世代目と3世代目がバカ売れしたプレリュードも、この5世代目で絶版になってしまいました。この5世代目に搭載された2.2リットルの直4エンジンはホンダのエンジンらしい爽快な吹け上がりと、高回転での伸びのある加速感を味わうことができます。この物件は鮮やかな赤い内装を採用しており、そのコンディションも良さそうなので、それだけでも選ぶ価値は十分にありそうです。
希少!走行1.7万kmのカプチーノのAT車!
軽自動車でありながらもFRレイアウトを採用し、キチンとスポーツカーの走りが味わえるモデルとして人気を集めたカプチーノ。分割式のルーフは部分的に外してタルガトップにしたり、完全なオープンカーにしたりと数種類のバリエーションを楽しむことができます。中古車になっても値段が下がらないことで有名なモデルで、このモデルも14年落ちで109.2万円と、新車時の160万円程度の価格を考えると高値を維持しています。でも、この物件は走行距離がわずか1.3万kmで、しかも後期型だけに設定されて、あまり数の出なかったAT車です。この物件を逃したら、これだけの好条件のカプチーノを見つけることは不可能に近いでしょう。
現在は新車の国産スポーツカーがほとんど売れていないので、今後はさらに中古車でスポーツカーを買うことは難しくなっていくでしょう。一度はスポーツカーに乗ってみたいと思っている人は、今が最後のチャンスになるかもしれません!燃費のよいエコカーも魅力的ではありますが、あえてここでスポーツカーに乗って、その独特の雰囲気や軽快感のある走りを楽しんで見ませんか?
今回紹介した物件はすでに売れてしまっているかもしれませんが、ガリバーの中古車検索でクーペ/オープンの項目を検索すると、ほかにも様々なクルマがヒットします。見ているだけでも十分に楽しむことができますので、一度は覗いてみてください!
|
|
|
|
クルマ乗り換えの達人「岡島 裕二」が紹介する乗り換え購入術、その裏技はコチラをチェック!
【中古車購入術】新車だけじゃない! 「エコカー減税」で安くなるハイブリッドカーの中古車を買おう!
【達人ISM】 written by
岡島裕二 (2009.11.22)
話題のハイブリッドカーは、新車のみならず中古車でも取得税や重量税が安くなるのをご存知だろうか。今、あえてハイブリッドの中古車を買うのがお買い得なのだ! >> 記事全文を読む |
||
|
||
【中古車購入術】狙いどころはプレミアムカーの中古車だ! こんな時代だからこそ「中古の高級車がお買い得」に買える!
【達人ISM】 written by
岡島裕二 (2009.09.20)
昨年からの不況の打撃をモロに受け、高額車の販売不振が続いている。しかしそのおかげで、超お買い得なプレミアムカーの中古車が急増しているのだ! >> 記事全文を読む |
||
|
||
【中古車購入術】ひとクラス上のクルマを手に入れるなら「チョット人気薄」な中古車を選べ!
【達人ISM】 written by
岡島裕二 (2009.09.13)
いわゆる不人気車の中古車は価格が安いので、ワンランク上のモデルにも手が届きやすくなると達人岡島が力説! >> 記事全文を読む |
||
|
||
【中古車購入術】安い”過走行車”をあえて手に入れる! ただし見逃せないポイントは外すな!
【達人ISM】 written by
岡島裕二 (2009.08.29)
中古車では敬遠されがちな過走行車!達人岡島が過走行車を買う時の注意点を解説! >> 記事全文を読む |
||
|
||
【中古車購入術】え!中古車なのに、新車よりも長い10年間保証ってどういうこと!?
【達人ISM】 written by
岡島裕二 (2009.07.19)
ガリバーの中古車に、最長10年間も保証が受けられる新しいサービスがスタートした! >> 記事全文を読む |
||
|
||
【中古車購入術】ムリなく人気のプレミアムカーが手に入る? 憧れの高級車の中古車が激下がり!
【達人ISM】 written by
岡島裕二 (2009.07.11)
不況の影響でプレミアムカーの中古車が一気に安くなり始めた!ベンツやBMWを買うなら今だ! >> 記事全文を読む |
||
|
||
【中古車購入術】もう探し回らなくてもいい! 1ヶ所のお店で約6000台の中古車が選べるってホント!?
【達人ISM】 written by
岡島裕二 (2009.07.02)
中古車探しはとかく労力のかかるもの。そんなイメージを180度変えてくれたのがガリバーのドルフィネット。約6000台の中古車から好みのクルマを探せ、その場で契約までできてしまうだから。もうあちこち走り回る必要なし! >> 記事全文を読む |
||
|
スープラのカタログ情報
- 現行モデル
- 令和1年5月(2019年5月)〜現在
- 新車時価格
- 490.0万円〜789.0万円
スープラの在庫が現在2件あります
以下車両の保証内容詳細は画像をクリックした遷移先をご確認ください。