パレットの上級グレードとしての役割も
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スズキは、軽ハイトワゴン「パレット」を一部改良し新CVTを搭載するとともに、新シリーズ「パレット SW」を追加した。
パレットSWは、ライバルの「ダイハツ タント」のエアロ仕様「タント カスタム」シリーズが人気であることから、これに対抗すべく新設定されたものだ。フロント周りはボンネットからヘッドライト、バンパー、フェンダーに至るまで専用デザインを採用。ファミリー層向けの穏健なデザインの「パレット」とは正反対のド迫力のスタイルを獲得した。また専用デザインの14インチアルミホイールやスモークタイプのリアコンビランプ、専用ボディカラー、ダークグレー/ブラックの専用内装デザインなどで差別化を図るとともに質感も向上。パレットの上級仕様としての役割も果たす。
新型「パレットSW」の価格は、「パレットSW GS」[ノンターボ・FF・4速AT・オーディオレス]1,354,500円から「パレットSW TS」[ターボ・4WD・CVT・ハイグレードサウンドシステム装着車]1,772,400円まで[※価格は消費税込み]。
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前進2段の変速機構と従来のベルト式CVTを組み合わせた世界初の新型CVT
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今回のマイナーチェンジは「パレットSW」の追加に加え、もうひとつの大きなニュースがある。それが、市販車としては世界初採用となる副変速機構付新型CVTの採用だ。前進2段の変速機構と従来のベルト式CVTを組み合わせた。ローギアとCVTの組み合わせで発進時の加速を向上。いっぽうハイギアとCVTの組み合わせで高速燃費を高めた。
さらに「K6A」型エンジンも改良され低速トルクをアップ。CVT車には電子制御スロットルが組み合わされ、レスポンスも向上している。この結果、CVT車(ノンターボ)で10・15モード燃費21.5km/Lを実現し、平成22年度燃費基準+20%を達成(4WD車は+15%)。平成17年排出ガス基準75%達成とあわせ「環境対応車普及促進税制」(エコカー減税)に適合した。自動車取得税と自動車重量税が50%免税となる。またターボモデル(パレットSWのみの設定)は、今回より最高出力が64psへ向上されている。
新型「パレット」の価格は、「G」[ノンターボ・FF・4速AT・オーディオレス]1,134,000円から、「X」[ノンターボ・CVT・バックモニター付CDプレーヤー装着車]1,431,150円まで[※消費税込み]。
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代表グレード
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パレットSW XS[FF・バックモニター付CDプレーヤー装着車]
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ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
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3395x1475x1735mm
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車両重量[kg]
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930kg
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総排気量[cc]
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658cc
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最高出力[ps(kw)/rpm]
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54ps(40kW)/6500rpm
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最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
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6.4kg-m(63N・m)/3500rpm
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トランスミッション
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インパネシフトCVT(副変速機構付CVT)
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10・15モード燃焼[km/l]
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21.5km/L
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定員[人]
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4人
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消費税込価格[万円]
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147.0万円[オーディオレス車は142.8万円]
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発売日
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2009年9月17日
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パレットのカタログ情報
- 平成20年1月(2008年1月)〜平成25年2月(2013年2月)
- 新車時価格
- 111.3万円〜169.4万円
パレットの在庫が現在11件あります
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