神奈川・平塚市美術館「カー・デザインの歴史」展に日産が特別協力

日産ダットサンセダン[1956：113型]

公立美術館で初めての試み

「日産スカイライン GT-R」[1969：PGC10型] ※注：写真と展示車が同一とは限りません

　日産は、神奈川県の平塚市美術館10月3日(土)から11月29日(日)まで開催される展示会『カー・デザインの歴史 -NISSAN 情熱と機能の美-』に特別協力する。日産のデザイン事例をもとに、日本のカーデザインの歴史をひも解きながらこれからの自動車デザインの展望についても紹介する。公立美術館でこういった催しが行われるのは日本で初めてだという。
　会場では、スケッチを描く技法の変遷、クレイモデル(粘土で作られるモデル)やスケールモデルを作るプロセスの変遷を当時のスケッチや写真、工具などの展示を通して解説する。セダンやスポーツカーなど、ジャンル別のデザイン変遷も、日産スカイラインやフェアレディなどの事例を通し紹介する。
　会場では、ダットサン 113型(1955年)やサニー B10型、スカイライン C10型(1968年)、初代フェアレディZ S30型(1969年)など歴史的モデルの実車や、東京モーターショーに出展されたコンセプトカー「PIVO」「PIVO2」などが展示される予定だ。

展示会　概要

■展示会名：「カーデザインの歴史 -NISSAN 情熱と機能の美-」
■開催期間：2009年10月3日(土)〜11月29日(日)
■開館時間：9:30〜17:00(入場は16:30まで)
■休館日：毎週月曜日
(※ただし10月12日と11月23日は開館し翌日休館)
■観覧料金：一般800円/高校・大学生500円
※詳細は美術館ホームページを参照
■主催：平塚市美術館
■特別協力：日産自動車
■協力：株式会社東芝/株式会社カースタイリング出版/オー・デザインコレクション
■協賛：神奈川中央交通株式会社

■関連事業：
・特別講演会「カー・デザインの未来」講師：中村史郎(日産自動車)
・日産デザインわくわくスタジオ(スケッチ体験)
・キミだけのクルマをつくろう！(クレイモデル体験)
・学芸員によるギャラリートーク
※詳細は平塚市美術館ホームページを参照