【'09フランクフルトショー】シトロエンは新型「C3」＆ニューモデル「DS3」が世界初公開

フランクフルトショーで世界初公開されるシトロエン新型「DS3」

歴史的名車の名を冠する"第一弾"「DS3」

　今年2009年に100周年を迎えるフランス・シトロエン。この記念すべき年、ドイツ・IAAフランクフルト国際モーターショー会場では、フルモデルチェンジを果たした新型「C3」と、ブランニューモデル「DS3」のワールドプレミアを行う。そのほかSUVの「C-Crosser」マイナーチェンジモデルも公開される。

　シトロエン「DS3」は、1955年に発表された斬新な先進的思想で創られた名車「DS」に由来するネーミングを持つ"第一弾"。ユーザー自身がスタイリングパーツを用いてカスタマイズ出来るという個性的なクルマだ。今後もシトロエンでは、先進のデザインコンセプトを持つ独創的なモデルを数多く投入してゆく、としている。

広大なフロントウィンドウがお出迎え！　新型「C3」

シトロエン　2代目新型「C3」

　いっぽう新型「C3」では、200万台以上販売された初代に続く意欲作。スタイリング自体はキープコンセプトながら、C4ピカソに続き、広大な開口部を持つ独創的なスーパーパノラミックフロントウィンドウが採用され、アッと驚くほどの採光を得ている。これはインパクト大だ。ただし日本におけるシトロエンはプレミアムモデルのみの展開としており、そのかたわらで「C3」や「C2」などの小型モデルは日本市場で撤退している。果たして今回のニューモデルがやってくるかどうかは不明だ。
　このほか、SUVの「C-Crosser」(三菱アウトランダーのOEMモデル)がフェイスリフトを果たしたほか、市販化が検討されている「GT by CITROEN」や、「C4 WRC HYbrid4」などが展示される。

そのほかの「IAAフランクフルトモーターショー」出展車

「C-Crosser」は新開発トランスミッション採用やスタイリングの改善などが図られた。

後ろから見ると「三菱　アウトランダー」との血縁関係を色濃く感じる。

人気ゲーム「グランツーリスモ5」とのコラボで生まれた「GT by CITROEN」。少量生産される予定だという！

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