5.5リッターへバージョンアップ
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1979年のデビュー以来、変わらぬ基本スタイルで生産され続けてきたメルセデスベンツのクロカン4WD「Gクラス」に3月23日一部改良が加えられ、デビュー30周年記念モデルとして新たに発表が始まった。
今回の改良では従来のG500ロング搭載エンジンをV8 5.5リッターエンジンとし「G550 ロング」へ名称変更。G500に比べ92ps(74N・m)ものパワー・トルク向上が図られ、最高出力387ps(285kW)/6000rpm、最大トルク54.0kg-m(530N・m)/2800-4800rpmに向上された。また、5.5リッタースーパーチャージャーエンジンを搭載する「G55 AMG ロング」もエンジン改良が施され、さらに7psアップの最高出力507ps(373kW)/6100rpmとなった。
Gクラスといえば、30年に渡り変わらない四角いフォルムが個性を放ち、今なお根強い人気を集めている。軍用車としても使われることを想定し、機能要件から生み出されたデザインだ。今回の改良では人気の基本フォルムはそのままに、近年のメルセデスに共通のルーバーデザインといわれる新デザインのフロントグリルへと変更。アルミホイールのデザインも変更され、新鮮なイメージへと生まれ変わった。
機能面では、HDDナビや地デジ12セグ対応TV、CDを約1000曲録音できるミュージックレジスター、Bluetooth対応ハンズフリー機能などが統合された6.5インチワイドディスプレイ付きのCOMANDシステムも標準装備される。価格はG550 ロング(左ハンドル)が1327.0万円、G55 AMG ロング(左ハンドル)が1740.0万円(ともに消費税込み)。
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代表グレード
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G550 ロング
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ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
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4530x1810x1970mm
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車両重量[kg]
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2450kg
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総排気量[cc]
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5461cc
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最高出力[ps(kw)/rpm]
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387ps(285kW)/6000rpm
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最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
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54.0kg-m(530N・m)/2800-4800rpm
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トランスミッション
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電子制御7速AT(7G-TRONIC)
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10・15モード燃焼[km/l]
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定員[人]
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5人
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消費税込価格[万円]
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1327.0万円
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発売日
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2009年3月23日
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レポート
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CORISM編集部 徳田 透
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写真
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メルセデス・ベンツ日本/CORISM編集部
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