新型スバル レガシィはボディサイズをさらに拡大
2009年5月、まもなく新型スバル レガシィ2009がデビューする。2003年5月にデビューした現行型のスバル レガシィ。1月のデトロイトショーでは次期型のプロトタイプがお披露目されたのをはじめ、夏前にもフルモデルチェンジが噂されている。コリズムでは、そんな新型 スバル レガシィの最新情報を入手したので、詳しく紹介しよう。
新型レガシィ シリーズは、現行モデルと同じく「レガシィ ツーリングワゴン」、セダンの「レガシィ B4」、そしてSUVタイプの「アウトバック」が用意される。まず始めにエクステリアだが、基本的なイメージはデトロイトショーのプロトタイプを踏襲するが、市販バージョンではフロントグリルのデザインなどは現行モデルに近いものになるという。
そしてこの新型レガシィのプロトタイプだが、ボディサイズが全長4795mm×全幅1780mm×全高1500mmと、かなり大きくなっている。特に全長と全幅は10cm前後拡大され、完全に1クラス上のクルマといった雰囲気がある。
これは今までのレガシィの最大の欠点であった居住スペースを稼ぐためのもので、新型では大人5人がゆったりとくつろげる室内空間を実現しているという。ただ、あくまでも必要最低限で、無駄な肥大化はしていないというが、特に全幅が1800mm近いのは日本の道路事情を考えると、やり過ぎのような気もする。初代モデル以来5ナンバーサイズを守り続けていたレガシィが、現行モデルで初めて3ナンバーボディになったとき以上の衝撃だ。
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新型スバルレガシィのエンジンは2.5リッターと3.6リッターの2本立て
新型レガシィの気になるパワートレーンだが、スバル独自の水平対向エンジン+4WDシステムを採用するのは変わらずだが、エンジンのラインアップはかなり変更されるようだ。
現行モデルでは大きく分けて2リッター(ターボとNA)と2.5リッターの4気筒と、3リッターの6気筒というラインアップだった。だが、新型レガシィでは2.5リッターの4気筒と3.6リッターの6気筒の2本立てになる可能性が高い。4気筒は現行モデル、6気筒は輸出専用モデルのSUV「トライベッカ」に搭載されているものをベースに、レガシィ専用のチューニングが施されているという。
現行型にある2リッターターボ仕様は環境を重視する時代にはあわないという理由で、どうやら廃止の方向。実際、現行モデルでも2リッターが売れているのは日本だけのようで、スペックBに相当するスポーツグレードの存在もなさそうだ。これは車格と排気量アップに伴い、GTカーらしさを強調したキャラクターに変貌することの現われなのかもしれない。
ちなみに組み合わされるミッションは、2.5リッターがCVTで、3.6リッターモデルは5速ATになる。もちろん排ガスを始め、環境対策も万全。現行モデルのマイナーチェンジで採用されたSIドライブも引き続き搭載し、パワフルな走りから環境に優しいエコ走行まで、ドライバーの意志にあわせた走行特性を実現している。特にCVTを採用する2.5リッターは、燃費も大幅に改善されるはずだ。
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アウトバックはフォレスター風のデザインに変身!?
さて最後にクロスオーバータイプの「アウトバック」について。基本的なコンセプトは現行モデル通りだが、よりスタイリッシュなデザインに生まれ変わる。特にサイドのプロテクターは廃止され、すっきりとした印象になるようだ。とはいえ、大きく張り出した前後のフェンダーや、バンパー下部のプロテクターなどは引き続き採用されるので、SUVらしい力強さは健在のはずだ。
その他の装備類については詳しい情報が入ってこないので定かではないが、新世代のクルマにふさわしい安全装備なども充実してくるはずだ。
新型スバル レガシィ2009の気になる登場時期は、ずばり5月。価格は現行モデルと同等に抑えられるという話もあり、今からその登場が期待される。
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*スクープ内容は、3月19日現在の編集部調べです。実際発売される車両とは異なることがありますのでご注意ください。
代表グレード | 新型 スバル レガシィ 予想スペック(レガシィ B4) |
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) | 4795×1780×1500mm |
総排気量[cc] | 2457cc |
最高出力[ps(kw)/rpm] | 177ps(130kw)/6000rpm |
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm] | 23.4kg-m(229N・m)/4400rpm |
ミッション | CVT(自動無段変速機) |
定員[人] | 5人 |
ウィッシュのカタログ情報
- 平成21年4月(2009年4月)〜平成29年10月(2017年10月)
- 新車時価格
- 184.0万円〜259.3万円
ウィッシュの在庫が現在9件あります
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