トゥインゴはルノーのエントリーモデルとなるクルマ。初代モデルは1993年ににデビューし、モノフォルムの可愛らしいデザインなどによって人気を集めてきた。
本国では14年振りのフルモデルチェンジとなったが、日本では1995年から2002年までの間に5000台ほどが販売された後で絶版になっていたので、今回の2代目モデルは久々の復活だ。
新型トゥインゴの開発コンセプトはファン、ファンクショナル、ファッショナブルの3つのFがキーワードとされている。軽快で楽しいハンドリング性能、取り扱いやすさと居住空間の広さなどの機能性、豊富なアクセサリーによるマイ・トゥインゴが作れることなどにそれが表れている。
外観デザインはルーテシアにも通じるところがあり、フロントグリルはルノーの最新のアイデンティティーに基づくもの。アーモンドアイの形状をしたヘッドライトが可愛らしさを表現している。タイヤを四隅に配置し、前後のオーバーハングを切り詰めたスポーティなスタイルは初代トゥインゴのコンセプトを受け継ぐものともいえる。初代モデルと同じ形状のドアハンドルを採用したのは、ちょっとしたこだわりだ。