ダイハツ ムーヴコンテ カスタム インテリア
ダイハツ ムーヴコンテ インテリア

広々感のあるインテリアは質感も上々だ。標準車は明るめでカスタム系はブラックと、キャラクターに合わせたインテリアカラーを採用している。

ダイハツ ムーヴコンテ フロントシート

シートはクッションの厚みも十分あり、ソフトな座り心地だ。シート地の質感もハイレベル。

ダイハツ ムーヴコンテ リヤシート

ベースのムーヴもそうだが、リヤシートのスペースは十分確保されている。頭上の空間はもちろん、足元のスペースはコンパクトカーも顔負けの広さを誇っている。

ダイハツ ムーヴコンテ メーター

メーターは文字盤も大きくとても見やすい。燃費などの情報を表示可能なディスプレイも装備されている。

ダイハツ ムーヴコンテ シフトレバー

ベーシックモデルは4速AT、上級グレードとカスタム系はCVTを採用する。4速ATでもショックのない走りが味わえるが、CVTはさらなる滑らかさと低燃費が魅力だ。

ダイハツ ムーヴコンテ 収納スペース

ダイハツ ムーヴコンテ バニティミラー

運転席まわりには小物の収納スペースが豊富に用意されている。バニティミラーは照明付きだ。

ダイハツ ムーヴコンテ パワースライドシートスイッチ

ダイハツ ムーヴコンテ パワーエントリーシート

運転席は軽自動車初の電動スライド付き。乗降時にはインパネのバックスイッチを押すことで自動的に80mmスライドし、乗り降りがしやすい工夫がされている。

ダイハツ ムーヴコンテ ラゲッジ

ダイハツ ムーヴコンテ ラゲッジ

四角いボディのおかげで、ラゲッジスペースは広く使い勝手はいい。ただ、後席を収納したときに段差ができてしまうのは少し残念なポイントだ。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

ゆったりとした雰囲気の室内空間

ダイハツ ムーヴコンテ カスタム フロントシート

 インテリアを見るからに四角い。インストセンターの部分のパネルが四角いものとされたほか、標準的なメーターパネルが採用されるなど、いかにもオーソドックスな感じのデザインとされている。
 注目されるのはシートだ。フランス人の女性デザイナーを起用して開発したというプレミアムソファーシートは、クッションに厚みがあって座り心地に優れている。シート表皮は標準系が薄いグレー系で、カスタム系がブラック系とされて個性分けがなされている。

軽自動車初の電動スライドシートを始めとする充実した装備類

ダイハツ ムーヴコンテ フルフラットシート

 このシートは運転席がパワーシートとなる。それもメモリー付きのパワーシートだ。かつて軽自動車にもパワーシートが採用された例はあったが、降りるときにスイッチを押すと後方に下がり、乗り込んでスイッチを押すと元の位置に戻るような方式のメモリー付きのパワーシートとなるとこれまでにほとんど例がなかったと思う。
 このほか、グレードによるオプション装備なども含めると、iR&UVカットガラス、オートエアコン、キーフリーシステム、オートライトなどが設定されている。

代表グレード
ダイハツ ムーヴコンテ Xリミテッド(FF)
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
3395×1475×1645mm
車両重量[kg]
850kg
総排気量[cc]
658cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
58ps(43kw)/7200rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
6.6kg-m(65N・m)/4000rpm
ミッション
CVT
10・15モード燃焼[km/l]
23.0km/l
定員[人]
4人
税込価格[万円]
128.1万円
発売日
2008/8/25
レポート
松下宏
写真
高木博史
スタイル インテリア 走り&メカニズム