インテリアを見るからに四角い。インストセンターの部分のパネルが四角いものとされたほか、標準的なメーターパネルが採用されるなど、いかにもオーソドックスな感じのデザインとされている。
注目されるのはシートだ。フランス人の女性デザイナーを起用して開発したというプレミアムソファーシートは、クッションに厚みがあって座り心地に優れている。シート表皮は標準系が薄いグレー系で、カスタム系がブラック系とされて個性分けがなされている。
このシートは運転席がパワーシートとなる。それもメモリー付きのパワーシートだ。かつて軽自動車にもパワーシートが採用された例はあったが、降りるときにスイッチを押すと後方に下がり、乗り込んでスイッチを押すと元の位置に戻るような方式のメモリー付きのパワーシートとなるとこれまでにほとんど例がなかったと思う。
このほか、グレードによるオプション装備なども含めると、iR&UVカットガラス、オートエアコン、キーフリーシステム、オートライトなどが設定されている。