【08年秋！新車購入術】秋までに売却しないと損するかも！ハリアー、オデッセイは早めに売却！！

今年の秋から来年にかけては大物がフルモデルチェンジ

　クルマは新型が登場すれば現行モデルが旧型になり、買取相場は一気に下落してしまいます。したがってフルモデルチェンジ前の現行モデルに乗っていて、買い替えを考えている人は今乗っているクルマがフルモデルチェンジを行う前に手放すのが賢い買い替え方といえるでしょう。

　今年の前半はアルファードやフリードなど人気のミニバンがフルモデルチェンジを行いましたが、今年の秋から来年の春にかけても話題のクルマが続々とフルモデルチェンジを行います。今回はもうすぐフルモデルチェンジを行い、現行型が最後の売り時となるモデルを何台か紹介したいと思います。

今年の秋はワゴンRとライフがフルモデルチェンジ

　今年秋のモデルチェンジラッシュの最初の注目株は、ベストセラー軽自動車のワゴンR。ワゴンRに先んじてライバルのダイハツもムーヴラテの後継車種となるムーヴコンテを発売し、今年の秋もスズキ対ダイハツの熱い軽自動車バトルが勃発しそうです。

　ワゴンRは最近はムーヴに押され気味でしたが、新型はホイールベースを延長し、室内の居住性や使い勝手をさらに向上させることでムーヴと真っ向勝負ができるクルマに仕上がっているようです。発売は9月下旬ぐらいが濃厚なので、現行ワゴンRに乗っている人は9月中に手放したほうが無難です。先代モデルも新型の登場により、先々代になってしまい中古車としての商品価値が下がってしまうので、早めに動いたほうがよいでしょう。

　そして一時はワゴンRとムーヴの間に割って入り、好調な販売を見せていたホンダのライフも11月ぐらいにはフルモデルチェンジしそうな感じなので、ライフに乗っている人も買い替える予定があるなら早めに購入プランを立てておきましょう。

後半戦の目玉はオデッセイ！新型アコードも登場予定

　そして後半戦の目玉は何といってもオデッセイのフルモデルチェンジでしょう。ミニバンの主流がワンボックスタイプに移行する中、立体駐車場にも入る低い全高とスポーティな走りを武器に根強い人気を獲得してきたオデッセイが遂に4代目にフルモデルチェンジを行います。

　新型がどのようなクルマになるかは分かりませんが、低い全高を維持しながら、さらに室内のパッケージングを進化させてくると思われます。現行オデッセイは中古車市場でも人気が高く、現在は高値を維持していますが新型が登場すれば代替えにより、多くの下取り車が流通して相場が下落する可能性が高いので、現行オデッセイも手放すなら9月いっぱいが最後の売り時と考えられます。

　また、最近はあまり人気のなくなってしまったアコードも12月ぐらいにはフルモデルチェンジが行われる予定です。アコードの場合は販売台数が少ないので、中古車相場にすぐに影響は出ないと思われますが、新型が出る前に手放すほうが有利なのは間違いまりません。

新型ホンダオデッセイのスクープ情報をチェック!!

【スクープ！　新型ホンダオデッセイ】フルモデルチェンジ直前!!　次期ホンダオデッセイの詳細情報入手！　現行モデルの長所を受け継ぎ走りも実用性もレベルアップ！　新型ホンダオデッセイ最新情報

【新車情報】　written by CORISM編集部　(2008.09.10)

初代モデルからヒットを続けるホンダオデッセイがいよいよ4代目へとフルモデルチェンジする。新型オデッセイはホンダ独自の低床低重心プラットフォームを引き続き採用し、走りも実用性も大幅にアップする。　>> 記事全文を読む

キューブとフェアレディZも冬前には新型が登場する！

　マーチベースのハイトワゴンのキューブも11月か12月ぐらいにはフルモデルチェンジが行われる模様です。キューブはマーチがベースなので現行モデルはマーチが先にフルモデルチェンジしましたが、今回はキューブは単独でフルモデルチェンジするようです。

　そして日本では貴重な存在となったスポーツカーのフェアレディZも年内にフルモデルチェンジを行うと噂されています。新型はエンジンをスカイラインクーペと同じ3.7リットルに拡大し、ATも7速に進化すると予想されます。フェアレディZの中古車相場は150万円ぐらいまでは順調に下がっていましたが、最近は下げ止まりの傾向にありました。でも、新型が登場すれば一気に100万円前後まで下がるでしょう。

　それとあまり注目はされていませんが、ムラーノも近々新型が登場する模様です。

新型日産キューブのスクープ情報をチェック!!

【スクープ！　新型日産キューブ】発売直前!!　次期日産キューブの詳細情報入手！　現行モデルのヒットを受けてキープコンセプトのルックスで登場！　新型日産キューブ最新情報

【新車情報】　written by CORISM編集部　(2008.10.21)

日産のドル箱モデルであるキューブが、いよいよ11月にフルモデルチェンジされる。新型キューブはキープコンセプトながら質感や使い勝手を大幅にアップさせ、世界戦略モデルへと生まれ変わる！　>> 記事全文を読む

ハリアーはレクサスブランドで登場！マジェスタもフルチェン

　そして国産最高級SUVとして人気を集めていたハリアーも、年末か1月にはレクサスRXとなって登場してくるはずです。新型はレクサスで販売されるので車両価格が100万円以上高くなることは間違いないはず。そのため現行ハリアーの中古車人気も長続きするとは思いますが、レクサスRXが街中に増えてきたら一気に安くなる可能性も秘めているので、早めに売っておいた方が無難かもしれません。

　そしてクラウンベースのV8モデルとなるマジェスタも、来年初頭にはフルモデルチェンジが行われるようです。新型はレクサスLSやGSと同じ4.6リットルのV8を積むでしょう。クラウン系は新型が出るとすぐに代替えする人が多く、旧型が一気に安くなるので新型が登場する前が売り時です。今年フルモデルチェンジを行ったクラウンは、すでに旧型の中古車相場がかなり安くなってきています。

　このように今年の秋から来年頭にかけては、数多くの注目車種がフルモデルチェンジを行いますので、現行型に乗っている人は最後の売り時を逃さないようにしてください。