メルセデス・ベンツSLK350 走り
メルセデス・ベンツSLK350 3.5リッターV6エンジン

メルセデス・ベンツSLK 1.8リッター直4スーパーチャージャー エンジン

SLKには3.5リッターのV6(写真上)と1.8リッター直4スーパーチャージャー付きエンジンが搭載される。どちらもパワフルでレスポンスもよく、スポーツカーらしい走りが楽しめる。またAMGには専用の5.4リッターV8が搭載される。

メルセデス・ベンツSLK200コンプレッサー 16インチホイール

メルセデス・ベンツSLK350 17インチホイール

SLK350は17インチ、SLK200コンプレッサーは16インチのタイヤ&ホイールを標準装備。ワインディングでも軽快な走りが楽しめるのはもちろん、静粛性などの快適性も十分確保されている。

メルセデス・ベンツSLK350 走り

オープン時でも風の巻き込みが少なく快適な走りが楽しめる。また乗り心地もいいので長距離ドライブでも疲労感は少ない。もちろんワインディングでも軽快なハンドリングが味わえる。

メルセデス・ベンツSLK350 走り

メルセデス・ベンツSLK200コンプレッサー 走り

メルセデス・ベンツSLK200コンプレッサー 走り

メルセデス・ベンツSLK200コンプレッサー 走り

スタイル インテリア 走り&メカニズム

パワーアップを果たし力強い加速が楽しめる

メルセデス・ベンツSLK200コンプレッサー 走り

 SLK200コンプレッサーは、184ps/25.5kg-m(135kW/250N・m)に性能アップした1.8リッターの直列4気筒DOHCエンジンを積む。従来モデルより21psのパワーアップだ。トランスミッションは5速ATを組み合わせている。低回転域から厚みのあるトルクを発生し、軽やかにスピードを乗せていく。従来モデルより力強い加速を見せ、パワフルだが、高回転域のパンチ力は今一歩だ。コンプレッサーの稼動ノイズもちょっと耳に付く。5速ATもスムースにつながるが、上級モデルにある7速ATなら、さらに愉しい走りを引き出せるはず。

意のままに操れる軽快なハンドリングが魅力!

メルセデス・ベンツSLK350 走り

 ハンドリングは軽快だ。2代目はボディ剛性が大幅に高められ、オープンにしても剛性感たっぷりの走りを披露した。メカニズムのハイライトは、ステアリングの操舵角に応じてステアリングのギア比が変化する「ダイレクトステアリング」だ。クルージング時など、舵角が小さいときはギア比を15.8と大きく取り、優れた直進安定性を見せつけた。ワインディングロードでも冴えたフットワークを身につけ、意のままの走りを楽しめる。軽快なレスポンスの気持ちいいハンドリングは新型SLKの大きな魅力だ。しかも車庫入れなど、大きな舵角で切るとギア比は11.5まで小さくなる。車速感応式パワーステアリングとの相乗効果で、取り回しはラクだ。
 SLK350もパワーアップされた3.5リッターのV型6気筒エンジンを積む。こちらは305ps(224kW)/6500rpmと、従来モデルより32psものパワーアップに成功した。上質な大人パワーフィールで、回転の上昇とリンクして気持ちよくパワーとトルクが盛り上がっていく。優雅な走りもパワーを引き出す走りも思いのままだ。しっとりとしたハンドリングにも好感が持てる。軽快感は兄貴分のSLを凌ぐほどだ。

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代表グレード
メルセデス・ベンツSLK200コンプレッサー
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4110×1810×1300mm
車両重量[kg]
1430kg
総排気量[cc]
1795cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
184ps(135kw)/5500rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
25.5kg-m(250N・m)/5000rpm
ミッション
5速AT
10・15モード燃焼[km/l]
11.6km/l
定員[人]
2人
税込価格[万円]
563.0万円
発売日
2008/5/28
レポート
片岡英明
写真
佐藤靖彦
スタイル インテリア 走り&メカニズム