メルセデス・ベンツ SL63AMG エクステリア
メルセデス・ベンツ SL350 フロント

プレミアムロードスターにふさわしい存在感とスポーティなルックスがとても印象的。フロントからリヤにかけての流れるようなラインと立体的な造形が最大の魅力だ。

メルセデス・ベンツ SL350 リヤ

メルセデス・ベンツ SL350 リヤ

クローズド時にはクーペのように見えるバリオルーフは室内のスイッチひとつで簡単に開閉可能。オープンの時はもちろん、クローズ時でも美しいフォルムを実現している。

メルセデス・ベンツ SL350 フロントマスク

伝説のガルウイングモデル「300SL」を思わせる1本ルーバーのフロントグリルや2本のパワードームなど、力強いフォルムが印象的なフロントマスク。

メルセデス・ベンツ SL63 AMG エアアウトレット

フロントフェンダーに設けられたエアアウトレットは通常モデルとAMG(写真)では異なるデザインが与えられている。

メルセデス・ベンツ SL63AMG リヤビュー

メルセデス・ベンツ SL350 リヤビュー

リヤバンパーはAMG(写真上)はもちろん通常モデルでもディフューザー風のデザインを採用。AMGのマフラーは左右2本ずつの計4本出しとなり、見た目だけでなくサウンドも非常にスポーティだ。

メルセデス・ベンツ SL63AMG リヤコンビランプ

メルセデス・ベンツの伝統である凹凸がつけられたリヤコンビランプ。これは単にデザインのためだけではなく、汚れをつきにくくする効果もあるのだ。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

デビュー7年目で大幅なフェイスリフトが加えられた

メルセデス・ベンツ SL63AMG リヤ

 長い歴史と伝統を誇るメルセデス・ベンツのプレミアム・ロードスターが「SL」だ。現行モデルは第5世代で、2001年に登場した。世界中に多くのファンを持つSLは、7年目を迎えた08年5月に大がかりなフェイスリフトを断行している。日本仕様はSL350とSL550、そしてV型12気筒ツインターボのSL600、AMGバージョンはSL63とSL65を設定した。
 エクステリアは新しいトレンドのなかに伝統的なデザインを採り入れたダイナミックなデザインだ。また、オーディオ/ビジュアルシステムを統合したCOMANDシステムや乗員の首まわりに温風を吹き出すエアスカーフなどを採用し、快適性を高めた。

精悍さが増したフロントマスクが印象的!

メルセデス・ベンツ SL63AMG フロントマスク

 安全性の向上も見逃せない。ヘッドランプの照射を最適にコントロールし、常に最良の視界を確保する「インテリジェントライトシステム」を日本で初めて採用し、急ブレーキのときにブレーキランプが点灯して後続車に緊急性を伝える「アダプティブ・ブレーキライト」も採用された。メカニズムではSL350に搭載する3.5リッターのV型6気筒エンジンをパワーアップしている。バルブ機構に改良を加え、インテークマニホールドの形状を変えることによってプラス44psの316psを実現した。
 エクステリアで目を引くのは、精悍さを増したフロントマスクだ。ヘッドランプは釣り眼の個性的なデザインに変わり、フロントグリルは20mmワイドになった。このグリルは伝説のガルウイングモデル「300SL」から継承される1本ルーバータイプである。ヘッドランプとボンネットに伸びる2本のパワードームと相まって凛々しい顔つきだ。フェンダーにはサイドエアアウトレットを刻んでいる。リアビューはデュフューザーデザインのリアスカート、スクエアタイプのツインクロームエキゾーストエンドなどで個性を演出した。

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代表グレード
メルセデス・ベンツ SL350
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4565×1820×1315mm
車両重量[kg]
1780kg
総排気量[cc]
3497cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
316ps(232kw)/6500rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
36.7kg-m(360N・m)/4900rpm
ミッション
7速AT
10・15モード燃焼[km/l]
8.6km/l
定員[人]
2人
税込価格[万円]
1190.0万円
発売日
2008/5/28
レポート
片岡英明
写真
佐藤靖彦
スタイル インテリア 走り&メカニズム