スバル エクシーガ エクステリア
スバル エクシーガ フロント

ミニバンというよりはワゴン的なルックスが印象的。だが考えられたパッケージングのおかげで室内の居住空間は大人7人がゆったりとくつろげるスペースを確保している。

スバル エクシーガ リヤ

背の高いレガシィといった雰囲気のリヤビュー。ミニバンらしくないデザインだが、ファミリー派のスバリストにも受け入れられやすいルックスといえるだろう。

スバル エクシーガ フロントマスク

特徴的なフロントグリルを始め、スバル車のアイデンティティを感じさせるフロントマスク。ヘッドライトも精悍なイメージで好印象だ。

スバル エクシーガ リヤコンビランプ

クリアタイプのウインカーを採用したリヤコンビランプ。サイドから回り込んだ立体的な形状が特徴的。

スバル エクシーガ STI エクステリア

STIの用品もクルマの発売と同時にリリースされた。控えめなデザインのフロントスポイラーは、見た目だけでなく空力効果もしっかりと考慮したものだ。

スバル エクシーガ STI 17インチホイール

STIのアルミホイールはノーマルと同サイズ。スポーティなデザインが印象的で、盗難防止用のロックナットも用意されている。

スバル エクシーガ STI タワーバー

ボディ剛性をアップさせ、しっかり感のあるハンドリングを楽しめるタワーバーも設定されている。実際の走りだけでなくエンジンルームをよりスポーティに魅せる視覚的効果も抜群だ。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

達人「松下 宏」が斬る!

スバル エクシーガ 評価

松下 宏

職業:自動車評論家
中古車の業界誌から自動車誌の編集者を経て、自動車評論家に。誰でも買える価格帯であり、小さくて軽く、そして燃費がよいということを信念として評論。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員としても、その信念は変わらない。そのため、大本命といわれている車種さえ外して...

スバル初となるオリジナル7シーターミニバン

 スバル待望の多人数乗車のモデルが登場した。オペルからOEM供給を受けたトラヴィックを除くと、これまでミニバンを持たなかったスバルは、最近のミニバンブームの中で苦戦を強いられていた。その市場に遅まきながら参入したのがエクシーガだ。
 基本コンセプトは3列7人乗りであること、パノラミックで明るい室内を持つこと、スバル車らしい走りを表現することの3点という。

ミニバンとは思えないワゴン的なルックス

 外観デザインはレガシィの全高をやや高くしたようなイメージ。基本プラットホームもレガシィ用のものがベースになっている。最近のミニバン市場では背の高いスライドドア式を持つタイプが良く売れているが、スバルではあえてヒンジ式ドアを採用した。
 スライドドアを持つ背の高いミニバンは、車両重量が重くなると同時に重心高も高くなるため、スバル車らしい走りを実現するのは難しいとの判断があったようだ。
 結果的に、ひと目見ただけではミニバンとは思えないようなワゴン感覚のデザインに仕上げられた。大きさばかりを主張するようなミニバンに比べたらずっと賢そうに見えるデザイン&パッケージングだ。
 ボディは基本的に1種類だが、ターボエンジンの搭載車はボンネットフード上にエアインテークが設けられるのでエンジンの違いはひと目で分かる。またルーフにも違いがあり、大きなガラス面積を持つパノラミックルーフがオプションで設定されている。

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代表グレード
スバル エクシーガ 2.0GT
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4740×1775×1660mm
車両重量[kg]
1590kg
総排気量[cc]
1994cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
225ps(165kw)/5600rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
33.2kg-m(326N・m)/4400rpm
ミッション
5速AT
10・15モード燃焼[km/l]
12.0km/l
定員[人]
7人
税込価格[万円]
278.3万円
発売日
2008/6/17
レポート
松下宏
写真
佐藤靖彦
スタイル インテリア 走り&メカニズム