2012年までの販売目標台数を100万台に

 日産の中国における合弁会社である東風汽車有限公司(DFL)は28日、2008年から2012年の5ヵ年中期経営計画を発表した。本計画では、市場における確固たる地位の確立、および国際競争力の強化を目指す。
 この計画では、2012年までに販売台数100万台および売上高1,000億人民元(約1兆4,900億円、約145億米ドル)を目標とした事業拡大や、2007年に70%であった乗用車のトランスミッションやエンジン等の国産化率を2012年までに90%に拡大するなどの戦略目標を掲げている。
 また、この期間、日産ブランドで新型乗用車を10車種以上、日産および東風両ブランドで新型小型商用車(LCV)を5車種以上の投入を予定している。
 なお、日産は、中国事業において2008年に50万台の販売を計画しており、ニッサンブランドで4車種、インフィニティブランドで3車種の新型車を投入する。2012年までには年間販売台数80万台達成を見込んでいる。