アルファ ロメオ Mi.To エクステリア フロント

心地よい内部空間!

 アルファ ロメオは、同社のコンパクトハッチバック車である「アルファ147」よりさらにコンパクトなスポーティーカー「Mi.To(ミト)」を発表する。
 「Mi」はこの車のスタイルを生んだデザインの街ミラノを、「To」はこの車の生産を担うことになるトリノを表す「Mi.To」は、アルファ ロメオのスタイルとテクノロジーのイコンである8C Competizioneの後に発表する初めての車。8Cから受け継いだいくつかの特徴が、フレームのないサイドウィンドーの独特な形、フロントバンパーを際立たせる三角グリルやヘッドライトとLEDテールランプのフォームなどに見ることができる。なかでもヘッドライトとテールランプの周囲には別の要素が使われ、この車に個性を与えている。また、ダッシュボードとシートが特徴的な内部空間は、「メイド・イン・イタリー」の最先端のスタイルが表現されている。
 「Mi.To」は、サイズも研究しつくされ、コンパクトでありながらダイナミックな容姿を持ち、全長4,060 mm、全高1,440 mm、全幅1,720 mmとなっている。

アルファ ロメオ Mi.To エクステリア サイド

「アルファ ロメオDNA」システムでエキサイティングなドライビング!

 そのほか、他のアルファ ロメオ車同様に「アルファ ロメオDNA」システムを採用した。このシステムは、三つの走行モードに切り替えることでエンジン、ブレーキ、ステアリング、サスペンション、ギアの設定を変更。走行状況やドライバーの要望にあわせて、スパースポーティーの「Dynamic」、都市走行時の「Normal」、スリップしやすいなどの走行困難時でさえも最大の安全を提供する「All-weather」のモードに変換する。
 また、エンジンは4種類のガソリンとディーゼルのターボエンジンを搭載することで高性能を保障。現在は90馬力から155馬力まで用意されており、今後より高出力のものへと拡大していく予定。
 さらに、この車のパフォーマンスとハンドリングは、完璧な安全性とともにドライビングの最大の楽しさを届けるために研究され最適化された。全てのモデルと全てのエンジンタイプでローリングを防ぐためのコントラクティブサスペンションを採用し、さらにはアクティブセーフティー、パッシブセーフティーシステムで大きな安全性を保障する。つまり、標準装備のVDCスタビリティコントロールシステムと将来制定予定のEuroncap(欧州新型車評価プログラム)の最高ランキング獲得を目指して設計された車体構造を持っている。

 なお、アルファ ロメオ「Mi.To」は、来たる6月に全世界のプレスに発表することになっている。その後、7月から徐々に主な市場で販売が開始される。日本への投入予定については今のところ未定だ。

アルファ ロメオ Mi.To エクステリア リヤ

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【新車情報】 (2009.03.04)

イタリア・フィアットグループオートモービル社は2月23日、アルファロメオのコンパクトハッチバック「ミト(MiTo)」にスポーツモデルのコンセプトモデルである『GTAコンセプト』を世界初公開した。燃費とハイパワーを両立した新世代直噴ターボエンジンを搭載。さらに統合制御システム「アルファD.N.A」により最適な運転モードに切り替え可能とするなど、最先端のシャシーテクノロジーも採用される。 >> 記事全文を読む